マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測が続く中、父ヨス・フェルスタッペンは「彼は続けると思う」との見解を示した。4度のワールドチャンピオンが去就に含みを持たせる発言を重ねる一方で、周囲の見方はなお継続に傾いている。しかし、その背景にはマシン、パワーユニット、レギュレーション、そしてチーム状況への不満が複雑に絡み合っている。さらに、長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼの離脱も重なり、状況は決して単純ではない。
父ヨス「最終的にはマックス次第だが続けると思う」ヨス・フェルスタッペンはベルギーのラリーイベントで、息子の将来について次のように語った。「状況は変わってきていると思う。特に4回のタイトルを獲得した後は、共に多くを成し遂げてきた」「最終的にはマックス次第だが、彼は続けると思う」また、ランビアーゼのマクラーレン移籍についても理解を示している。「我々は前から知っていたし、いつ起きるかも分かっていた。あと1年半から2年は一緒に働ける」「彼にとって大きなチャンスだ。我々も“やるべきだ、しっかり掴め”と伝えた。あとはレッドブルが後任をどうするかだ」レギュレーション変更が残留の鍵にヨスは、現在議論されているレギュレーション修正がフェルスタッペンの将来に影響を与える可能性にも言及した。「その可能性はあると思う。F1とFIAは結局レギュレーションを調整する方向にあるようだ。今年のうちに何ができるかを見れば、それは助けになる」一方で、現行のF1に対する不満はドライバーだけでなくファンにも広がっていると指摘する。「ファンもドライバーも強く不満を訴えている」「今のF1は、ドライバーに多くを求めるカテゴリーではなくなりつつある。エンジニアリング競争の側面が強く、ドライバーはリフト・アンド・コーストを強いられる場面が多い」「ドライバーが差を生み出せなくなっているのは残念だ」マルコが指摘「問題の本質はマシン」一方、レッドブル陣営ではヘルムート・マルコがフェルスタッペンの不満の根本はマシンにあると分析する。「マックスの強みは、自信を持てるマシンがあってこそ発揮される」「現時点ではそれがない」さらに、日本GPで投入されたアップデートが裏目に出たとも明かした。「特に日本でのアップデートは間違った方向に進んだ。マシンはむしろ悪化した」不透明な将来 誰のマシンを駆るのか複数の要素が重なり、フェルスタッペンの将来は依然として不透明なままだ。本人の発言が憶測に現実味を与える中で、父ヨスはあくまで継続を見込む姿勢を崩していない。ただし、仮にF1でのキャリアを続けるとしても、どのチームのマシンをドライブするのか――その点については、依然として大きな疑問が残されている。
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