マックス・フェルスタッペンは、2026年F1シーズンで導入された新レギュレーションを巡り、再び不満を示した。レッドブル・レーシングの4度のワールドチャンピオンは、シミュレーターの代わりにゲームで練習していると冗談を飛ばし、現在のF1マシンに対する複雑な心境を語った。フェルスタッペンはシーズン開幕戦となったオーストラリアGP後も、新しい規則がレースを難しくしていると批判を続けている。
中国GPを前にしたFIA記者会見では、シミュレーターの重要性について質問されると、皮肉を込めたジョークで応じた。フェルスタッペン「マリオカートで練習している」「もっと安い解決策を見つけた。シミュレーターをニンテンドースイッチに替えたんだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。「実際にマリオカートで練習している。キノコを見つけるのはかなりうまくなってきたけど、青い甲羅は少し難しい」「今も取り組んでいるところだ。ロケットはまだないけど、そのうち来るよ」このコメントは、2026年F1で議論を呼んでいるエネルギーマネジメントやバッテリー管理を皮肉ったものと見られている。実際、オーストラリアGPではシャルル・ルクレールがチーム無線で「これはマリオカートのキノコみたいだ」と表現する場面もあった。さらに、上海サーキットではエネルギー管理問題が改善するかと問われると、フェルスタッペンは皮肉を込めてこう答えた。「いや、自信はあるよ。素晴らしいね」F1を離れる意向は否定フェルスタッペンはこれまで、新しいF1マシンが「楽しくない」場合には将来を再考する可能性を示唆していた。しかし今回の会見では、F1を離れるつもりはないと強調している。「本当に離れたいわけじゃない。言ったように、もう少し楽しめたらいいとは思う」「でも同時に、他にも楽しいことをやっている。ノルドシュライフェを走れるし、将来的にはスパやル・マンにも挑戦したい」「だから、自分が本当に楽しいと思えることも組み合わせている。チームの活動もあるし、同時にいろいろなことがある。ポジティブな気晴らしみたいなものだ」一方で、現在のマシンに対する気持ちは複雑だと明かした。「正直、クルマを運転すること自体はあまり楽しめていない。でもチームの人たちやエンジン部門の人たちと一緒に働くのは楽しい」「だから少し複雑なんだ。言葉は控えるけどね。罰金が5000ユーロになったから」それでもフェルスタッペンは、F1とFIAが改善に向けて議論していることを明かしている。「F1やFIAとも話し合いはしている。うまくいけば、すべてを改善できる方向に進んでいると思う」フェルスタッペンは、現在の状況が長く続くことは望んでいないとも語った。「数年間このままというのは絶対に望んでいない」「来年には、すでにかなり良い改善ができることを期待している。いくつかの選択肢について議論しているところだ」