マックス・フェルスタッペンは、F1スペインGP初日の走行について、これまでの金曜日と比べてレッドブルのパフォーマンスに全体的に前向きな感触を得られたとしつつ、マシンには「もっと良いフィーリング」を求めていると語った。イモラで今季2勝目を挙げたときのようなパフォーマンスを再現できることを期待して週末に臨んだフェルスタッペンは、バルセロナでのフリー走行2回を通じてタイムシート上位を維持。FP1では2番手、FP2では3番手となった。
マシンを降りた後、金曜日を振り返ってフェルスタッペンは次のように語った。「ここに来るのはいつだって気持ちがいい。走っていて楽しいサーキットだ。タイヤにとってはかなり暑いコンディションだけど、今日はまあまあの金曜日だった――もっとひどい金曜日もあったからね」「マシンにはちょっと満足できた。まだ理想の状態ではないけど、前向きな感触はあった」スペインGP金曜プラクティスを終え「マシンに少し満足できた」と語るフェルスタッペンイモラで得た感触に到達しているかどうか問われると、フェルスタッペンはこう答えた。「いや、まだだね……まあサーキットによって感触は違うけど、それでもマシンに対してもっといいフィーリングが欲しい。ただ、完全にダメだった金曜日もこれまでにあったから、今日はその中間といったところだと思う」さらに、今週末から導入されたフロントウイングの荷重テストに関するテクニカルディレクティブの影響については、「勢力図に大きな変化は見られなかった」としたうえで、次のように述べた。「スタンディングを見ても、そんなに変わってないよね。自分としても、そんなに大きな変化があるとは最初から思ってなかった」