マックス・フェルスタッペンは、2024年F1シンガポールGPの金曜フリー走行を15番手で終え、シンガポール市街地コースでの「難しい」のプラクティスを振り返った。2023年、レッドブルが歴史的な優位性を保ちながらも勝利を味わえなかった唯一の会場はシンガポールだった。12か月が経過し、フェルスタッペンは7レース連続で勝利を収められず、シンガポールではレッドブルの落とし穴が引き続き露呈している。
フェルスタッペンは金曜日のFP1で0.3秒遅れの4番手、FP2ではトップから1.3秒遅れの15番手でフィニッシュした。「今日は難しかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「タイヤのグリップが思うように得られず、いつもよりスライドがはるかに多く感じた」「これがFP2では特に問題となり、僕たちにとってはあまりポジティブなセッションではなかった」「路面のバンプや縁石でそれほど苦労したわけではないけど、タイヤの全体的なグリップが問題だった」「データを分析し、マシンとタイヤのパフォーマンスを最適化して予選までに改善できるよう、何ができるかを見極める必要がある」タイトル争いでフェルスタッペンに最も近いライバルであるシャルル・ルクレールとランド・ノリスが、それぞれFP1とFP2でトップになった。しかし、2人が金曜日のレースを楽しんだ一方で、フェルスタッペンはチーム無線で「低速ではフロントもリアもグリップがない」と不満を漏らしていた。ドライバーズランキングではフェルスタッペンがノリスに59ポイント差でリードしており、その差がこれ以上縮まらないようにするにはレッドブルの進歩が必要だ。
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