マックス・フェルスタッペンは、2024年F1第9戦カナダGPでポールポジションをわずかな差で逃したものの、予選で2位という結果に満足している。ポールポジションを獲得したのは、最初にラップタイムを記録したジョージ・ラッセルで、フェルスタッペンとラッセルはまったく同じタイムだった。フェルスタッペンにとって、セッションへの準備は完全に順調なものではなかった。金曜日は不安定な天候によりほとんどのドライバーの走行距離が制限されたが、FP2ではホンダPUのERS問題によって走行距離はさらに短縮された。
FP3でより多くのトラックタイムを得たにもかかわらず、フェルスタッペンはステアリングに問題があると訴えた。そのため、世界チャンピオンはポジティブな予選セッションを楽しむことができて安堵した。マシンから飛び降りた後、ラッセルとのデッドヒートにフラストレーションを感じたかと聞かれたフェルスタッペンは「そういうものだよね? 全体的には、予選は良かったと思う。週末はずっと僕たちにとって難しい状況が続いていたけど、2位になれたからいいと思う」と答えた。「予選に臨んでいるときは間違いなくその順位を受け入れていただろう。だから、あれほど接戦だったということは、明日のレースも本当に楽しみだ」マックス・フェルスタッペンはカナダGPを2番グリッドからスタートする。前回モナコでフェルスタッペンは厳しい週末を経験し、6位でレースを終えた。レッドブルはモントリオールで本来の調子を取り戻したかどうかについてフェルスタッペンは「モナコでは良い感触があったけど、我々のトラックではなかったし、うまくいかなかっただけだ」と答えた。「今週末も、今日に向けての準備は万全ではなかった。明日はタイヤがどうなるか、かなり興味深いレースになるだろう。天気も変わりやすく、雨が降ったり止んだりしているので、とてもエキサイティングなレースになることを期待している」ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの決勝の攻撃計画に関しては、フェルスタッペンはレースへのアプローチについて口を閉ざした。「わからない。考えてみるよ」とフェルスタッペンは付け加えた。「それほどストレスを感じてはいないよ」
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