マックス・フェルスタッペンは、2024年F1シーズンに先立ってFIA(国際自動車連盟)に支払わなければならないF1スーパーライセンス料に疑問を呈した。各ライセンスの基本料金は10,400ユーロ(約161万円)で、前F1シーズンに獲得したポイントごとに2,100ユーロ(約32万円)が追加される。(2024年の料金体系はまだ非公表)
フェルスタッペンはレッドブルで圧倒的な強さを発揮し、22戦中19勝を挙げて3度目のワールドチャンピオンに輝いた。しかし、フェルスタッペンの成功には575ポイントという代償がつきまとい、その結果、2024年キャンペーンのエントリー料は121万7,900ユーロ(約1億8800万円)となった。これは、このルールが導入されて以来、支払われる最高額となる。手数料を支払うのはレッドブルフェルスタッペンはViaplayのインタビューで、その費用は彼自身のポケットからではなく、レッドブルが支払うことを認めた。「幸いなことに、それはチームが支払ってくれる」とフェルスタッペンは認めた。グリッド全体の数字は大きく異なる。例えば、ローガン・サージェントはフェルスタッペンのわずか1%の12,500ユーロ(約193万円)を支払う。フェルスタッペンは、このルールを今後変更する必要があると考えている。「ある程度の正常な比率があるべきだと思う」「でも、そのようなことが記載されている。最終的にこれほど多くのポイントが獲得されることになるとは誰も予想していなかったと思う」2024年F1スーパーライセンス料(2023年ベースの暫定)1.マックス・フェルスタッペン = 1,217,900ユーロ (575ポイント)2.セルジオ・ペレス = 608,900ユーロ (285ポイント)3.ルイス・ハミルトン = 501,800ユーロ (234ポイント)4.フェルナンド・アロンソ = 443,000ユーロ (206ポイント)5.シャルル・ルクレール = 443,000ユーロ (206ポイント)6.ランド・ノリス = 440,900ユーロ (205ポイント)7.カルロス・サインツ = 430,400ユーロ (200ポイント)8.ジョージ・ラッセル = 377,900ユーロ (175ポイント)9.オスカー・ピアストリ = 214,100ユーロ (97ポイント)10.ランス・ストロール = 165,800ユーロ (74ポイント)11.ピエール・ガスリー = 140,600ユーロ (62ポイント)12.エステバン・オコン = 132,200ユーロ (58ポイント)13.アレックス・アルボン = 67,100ユーロ (27ポイント)14.角田裕毅 = 46,100ユーロ (17ポイント)15.バルテリ・ボッタス = 30,400ユーロ (10ポイント)16.ニコ・ヒュルケンベルグ = 28,300ユーロ (9ポイント)17.ダニエル・リカルド = 23,000ユーロ (6ポイント)18.周冠宇 = 23,000ユーロ (6ポイント)19.ケビン・マグヌッセン = 16,700ユーロ (3ポイント)20.ローガン・サージェント = 12,500ユーロ (1ポイント)
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