F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、プライベートジェットにレーシングシミュレーターを設置しているというヘルムート・マルコの指摘を「誤解」だと一笑に付した。レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、最近のテレビインタビューで、マックス・フェルスタッペンのバーチャル・ル・マン24時間レースへの出場や、可能な限りドライブに専念していることについて語る中でこのような主張をした。
プライベートジェット内にシミュレーターを設置したという話はその後大きく報じられたが、マックス・フェルスタッペンは、昨年へるむーと・マルコに実際に話したのは、今シーズンのヨーロッパのレースに連れて行く新しいモーターホームにシミュレーターを設置するということだったと語る。「そのような話をしたのはヘルムートだったと思うけど、彼は誤解していたようだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。「F1レースのためにヨーロッパを旅するために新しいモーターホームを作っているんだけど、夕方に戻ってきても走り続けられるからそこに設置しようって言ったんだ」「ある意味、趣味のようなものだし、常にアンテナを張っておけるからね。誤解して、飛行機と言ったんだと思う」「だから、僕の飛行機に設置はしていない。それはちょっと無茶と思う」同じように勘違いされたケースとして、オスカー・ピアストリがメルボルンの街中でマクラーレンのロードカーを運転している写真が最近Redditに登場し、その投稿者は助手席にダニエル・リカルドが乗っていると主張した。その後、この写真は、ダニエル・リカルドが後輩であるオスカー・ピアストリにマクラーレンのF1シートを奪われたにも関わらず、2人が友情を築いているという証拠としてメディアに使用された。しかし、新たにレッドブルのサードドライバーに就任したリカルドは、写真に写っているのは自分ではなく、オフシーズン中にオスカー・ピアストリに直接会っていないことを明らかにした。「はっきり言って、あれはミームだ」とダニエル・リカルドは語った。「彼は僕と似たような人と一緒にマクラーレンに乗っていたので、みんな『ああ、ダニエルがオスカーにドライビングのコツを教えているんだ』とか、そんな風に思っていたんだと思う」「でも、僕ではないし、一緒にいたわけではない。去年の暮れに少し話をしたけどね」