マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第5戦マイアミGPの予選で3番手タイムを記録。金曜日のプラクティスをほとんど逃していたことから、ポールポジション争いができたことを驚いていると語った。予選Q3の1回目のアタックを終えた時点でマックス・フェルスタッペンは暫定ポールを獲得していたが、最終アタックのターン5~6でのミスと、スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツの両方が改善したことで3番手に順位を落とした。
マックス・フェルスタッペンは、金曜日のフリー走行2回目にギアボックス交換によって開始が遅れ、油圧の問題に見舞われてセッション全体で1周に制限されたことで、新しいマイアミ・インターナショナル・オートドロームでの走行時間を失ったことを考えれば、ポールポジションに到達することは期待していなかったと認める。土曜日の最終プラクティスでなんとかキャッチアップしたマックス・フェルスタッペンだが、今後、レッドブル・レーシングはそのようなメカニカルの問題を回避する必要があると考えている。今シーズン、フェルスタッペンはバーレーンとオーストラリアで2回のリタイアを喫している。「全体として、予選にはかなり満足している。昨日は文字通り4~5周しかできなかったからね」とマックス・フェルスタッペンは語った。「だから、今日全体でまだトラックを学ぼうとしていたし、車の中でまともなバランスを見つけようとしていた。そし、て実際に予選であのような競争力があったことには少し驚いた。学ぶのが簡単なトラックではないからね」「ポールポジションを獲得したいけど、僕たちがいた場所を考えれば、本当に良い仕事をしたと思う」「でも、このように週末は常にトリッキーになることは分かっているので、週末の難易度を下げていく必要がある。でも、明日は良いチャンスがあると思う」「トップスピードは良いし、クルマのハンドリングもかなり良いと思う。だから楽しみにしている」マックス・フェルスタッペンは、初開催のマイアミGPで彼の前にいるスクーデリア・フェラーリの2台を攻撃する機会はあると感じており、レースコンディションが未知数の新しいサーキットで、レース戦略とオーバーテイクの両方で選択肢があると楽観視している。「通常のレーシングラインの外はかなり滑りやすい。でも、これから見ていくつもりだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。「明日は色々なことが起こり得る。今日よりもさらに暖かくなると思う。だから、タイヤの挙動にも少し依存すると思う」