マックス・フェルスタッペンは、新世代F1カーは、先行マシンに追従して走行しているときに、より“コントロール可能”になっており、突然のアンダーステアオーバーステアに悩まされることはなくなったと語る。F1の新しいレギュレーションの主な目的は、ドライバー同士がコーナーでより密接に追従できるようになり、ホイール・トゥ・ホイールのアクションを可能にすることだった。そのため、新世代F1カーは、車のウェイク(後流)で渦巻く汚れた空気の量を最小限に抑えるためにグラウンドエフェクトカーに空力コンセプトを変更された。
今週末の開幕戦バーレーングランプリは、新世代F1カーの最初の本格的なテストになるが、マックス・フェルスタッペンは、プレシーズンテストで先行マシンのウェイクのなかで走ってみた感想として、新レギュレーションが当初の目的を達成していると考えていると語る。「良くなっていると思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。「少なくとも昨年よりも良くなった。誰かの後ろに入ると、突然アンダーステアやオーバーステアになっていた。コントロールできなかった」「今、車の後ろにいると、ダウンフォースが失われているのは分かるけど、フロントとリアで起こる。それによって、ドライバーにとってより予測可能でコントロールしやすくなっている」新しい車の総重量の増加と18インチホイールの導入と相まって、空力へのF1の根本的な新しいアプローチは、ドライバーにドライビングスタイルを適応させることを要求した。しかし、マックス・フェルスタッペンは、新世代F1カーを先代モデルよりも習得するのが難しいとは感じていない。それでも、ステアリングを握る楽しみはサーキットに依存する可能性があると考えている。「もちろん、車のバランスにもよる」とマックス・フェルスタッペンは語った。「昨年、アンダーステアやオーバーステアが多かった場合、その車でも運転するのは困難だった」「限界まで車を運転するのは難しいので、ほぼ同じだと思う」「これらの車はかなり重いので、遅いコーナーではかなり遅くなる。遅いコーナーがたくさんあるトラックでは、運転するのはそれほど楽しくないだろう」「でも、速いコーナーがたくさんあるサーキットに行くけば、本当に運転するのが楽しい車だ」
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