レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、12月16日(木)にパリで開催された2021年のFIA年間表彰式でドライバーズチャンピオンシップのトロフィーを授与され、正式に2021年のF1ワールドチャンピオンの称号を手にした。マックス・フェルスタッペンは、F1アブダビGPの最終ラップでルイス・ハミルトンをオーバーテイクする劇的な結末で自身初のF1ワールドチャンピオンを獲得した。
ライバルのメルセデスF1は、F1レースディレクターのマイケル・マシが、セーフティカーの手順で競技規則に従わなかったとして結果に抗議。レースは論争によって影を落とした。メルセデスF1は木曜日の朝に抗議を取り下げたが、「FIAに説明責任を負わせる」ことを約束した。 ルイス・ハミルトンとメルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは授賞式に出席しないことを決定し、マックス・フェルスタッペン、レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナー、バルテリ・ボッタス(ドライバーズチャンピオンシップ3位)は全員出席した。メルセデスF1のコンストラクターズトロフィは、メルセデスF1の技術責任者であるジェームズ・アリソンがトト・ヴォルフに代わって受け取った。「もちろん、とても良い響きだけど、特に達成できたことで、このチャンピオンシップへの道のり、これまでのすべての時間とシーズンについて考え始めている。それは僕にとっては“ワールドチャンピオン”という響きよりも感動的だった」とコメント。「僕たちがこれを達成したのは驚くべきことだ。 とても長く厳しいシーズンだった。しっかりと寝る必要があるね! 日曜日の夜に一杯飲んだ…一杯でも多すぎたかもしれない。月曜日の午後1時か2時くらいに起きて、自由な日だと思ったけど、実際には自由な日じゃないことに気づいて、4時間の撮影があった。月曜日に目が覚めたときは頭痛が酷かった」「これまで本当に楽しんでいるけど、休憩も必要だ。簡単なことではなかった。一年中ずっと完璧になれるように努める必要があった。最後のレースを終えて、すべてを出し切った。火曜日にドライブしていた時の身体はそれほど素晴らしいものではなかったし、かなり痛かった。もちろん、最終ラップのけいれんのせいもある。みんなが飛び回っていて、治療を受けられなかったからね。火曜日の水分補給レベルも良くなかった。とても楽しかった」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿