マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダには2021年のF1トルコGPでメルセデスを倒せるペースがあるとは考えていない。マックス・フェルスタッペンとタイトルを争っているルイスハミルトンは、F1トルコGPの予選をトップで通過したが、金曜日のプラクティスに先立って4基目のエンジンを投入したことで、10グリッド降格ペナルティを受けるため、11番グリッドからレースをスタートする。
予選3番手だったマックス・フェルスタッペンは、ポールポジションに昇格するバルテリ・ボッタスの隣の2番グリッドからスタートするが、ルイス・ハミルトンから0.328秒、バルテリ・ボッタスから0.198秒遅れた。レッドブル・ホンダには日曜日のレースでメルセデスに勝つためのペースと思うかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「ノー」とコメント。「でも、もちろん、頑張ってついていって、何ができるか見てみるつもりだ。レースで全体的に何が起こるか見てみよう」マックス・フェルスタッペンは、初日のプラクティスでアンダーステアとオーバーステアの不規則なスナップに苦しみ、ウェットからドライへのFP3セッションではスピンし、Q1序盤にもスピンを喫している。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、金曜日のプラクティス後、マックス・フェルスタッペンの「バランスがちぐはぐ」であり、それを修正するために「エンジニア、そして、ミルトンキーンズのファクトリーでも、深夜まで働く忙しい夜になるだろう」と語っていた。マックス・フェルスタッペンは、その作業の結果として、レッドブル・ホンダが「ここで速く走る方法を理解するの少し苦労していた昨日と比較して、いくつかのまともな改善を果たした」と語った。「チームはそれに取り組んでいるし、予選でも少しは良くなったと思うけど、もちろんまだ完璧ではない」「それでも、最終結果とラップ自体にはかなり満足している。それについて、あまりがっかりすることはできない」ルイス・ハミルトンはペナルティの結果として11番グリッドからマックス・フェルスタッペンやバルテリ・ボッタスと同じミディアムタイヤでスタートする。しかし、マックス・フェルスタッペンは、レーシングラインから離れたグリッドの左側からスタートすることで、バルテリ・ボッタスと並ぶことについて悲観的だ。昨年のウェットレースでフェルスタッペンはスタートに失敗している。「インサイドはスタートするのに最適な場所だとは思わない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「インサイドのラインにはグリップがないからね。どうなるか見てみるつもりだ」
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