レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、ポールポジションを獲得したF1オランダGPの予選を振り返った。マックス・フェルスタッペンは、Q3の1度目のアタックで1分8秒台のタイムをマーク。2度目のアタックではさらにタイムを上げて、ポールポジションを獲得。母国の観衆からは大声援が送られた。これが、フェルスタッペンにとっては通算10回目、Honda F1にとっては87回目のポールポジションとなった。
「ポールポジションを獲得できて最高の気分だし、それがホームレースであればさらに満足感は高まるものだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「フィニッシュラインを通るたびに、みんな熱狂的な声援を送ってくれたし、グランドスタンドで楽しんでいる皆さんを見ることができたのは素晴らしいことだった」「FP1からこのコースでのドライビングは楽しかったけど、予選で燃料搭載量を減らしてのアタックはものすごかった。セクター2やバンクのあるコーナーでは全開で、その感覚がとてもよく、大いにドライビングを楽しんだ。鈴鹿のようなリズムが重要な高速コースで、F1マシンのグリップを感じることができるし、チャレンジしがいがあるので、こういうコースはとても楽しい」「今日はチーム全体が上手くいき、昨日に比べてもう一段マシンを改善することができた。予選は赤旗によって難しい状況もあった。ミスができない環境は面白いし、エキサイティングさが増すけど、自分のラップはよかったと思う」「(最終アタックで)タイムを失った場所が2か所あった。ターン3出口のバンピーな部分で2段シフトアップをしてしまったこと、そして最終コーナーを抜けたところでDRSが開かなかったことだ。DRSについては原因を確認していく必要がある。ただ、幸いにもこのラップのタイムでポールポジションに届いた」「このコースではオーバーテイクが非常に難しく、前からスタートできることは重要なので、明日はスタートがカギになるし、タイヤをケアする必要もる。また、新しいコースでは波乱が起きやすいので、その点も注意が必要だ」「今日も僅差だったように、メルセデスは強いと思うので、明日も思っているほどすんなりとはいかないはずだ」