レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、メルセデスF1が縮めた“コンマ1~2秒”を見つけられるかはチームにかかっていると語る。2021年シーズンが、ルイス・ハミルトンが序盤をリードしたが、マックス・フェルスタッペンも離されることはなく、タイトル争いの主人公は開幕戦4戦で1位と2位が入れ替わった。
だが、振り子はレッドブル・ホンダF1に有利に振られた。次の5戦のうち4勝を挙げたマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンに32ポイント差をつけて、第10戦F1イギリスGPに到着した。当初からメルセデスF1は、1台のDNFが状況を変えることになるだろうと語っていた。そして、実際にそれはルイス・ハミルトンとの接触後にマックス・フェルスタッペンがリタイアしたことで現実となった。ペナルティを克服して優勝したハミルトンは1桁台までポイント差を縮める。そして、F1ハンガリーGPでも再びクラッシュが発生し、マックス・フェルスタッペンは9位フィニッシュ。ルイス・ハミルトンが2位でフィニッシュしたことで首位の座は入れ替わり、ハミルトンが8ポイントのリードを築いている。だが、マックス・フェルスタッペンは、メルセデスが前進したのはランキングだけではなく、コース上でのギャップを埋めたと感じている。「シーズン中にメルセデスが取り戻したコンマ1~2秒を見つけるために努力を続けられるかは僕たち次第だ」とマックス・フェルスタッペンは De Telegraaf に語った。「彼らは何年も前にとても支配的でした。その点で、僕隊は今シーズンははるかに良いポジションにいる」「マシンで他に何ができるかを見極める必要がある。たとえばハンガリーでは、メルセデスが新しいフロアを導入した」「エキサイティングな戦いにすることができると確信している。僕たちには常に勝つチャンスがあるし、突然すべてを諦める必要はない。」一方、メルセデスは、W12のアップグレードが完了したと述べている。マックス・フェルスタッペンは、メルセデスがF1ハンガリーGPに新しいフロアを投入したと信じていたにもかかわらず、メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、マシンの最新のアップグレードはシルバーストンで導入されたと語る。「空力開発に関しては、ずっと前に停止していた」とトト・ヴォルフは述べた。「最後の開発は春に停止し、その後生産された最後のアップグレードはシルバーストーンに投入された。そのアップグレードが機能している。我々は一歩前進した」
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