レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年F1シュタイアーマルクGPの予選で2戦連続となるポールポジションを獲得した。マックス・フェルスタッペンは、全長4.318kmのレッドブル・リンクで1分03秒841をマークし、2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)に0.2秒差をつけた。だが、ボッタスはFP2でのピットレーンでのスピンで3グリッド降格ペナルティを科せられて5番グリッドからスタートする。
その結果、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がフロントローに並び、ランド・ノリス(マクラーレン)とセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が2列目からスタートする。「とても良い週末だった」と予選後にマックス・フェルスタッペンは語った。「クルマは運転していて本当にいい感じだった。最後の数コーナーではトラフィックに対応してクリーンな走りをするのは簡単ではなかったけど、Q3の1周目で十分だったと思う。ホームのポールにレッドブルを並べることができて“スーパーハッピー”だ!」ラップは短いが、レッドブル・リンクで良いラップを刻むは簡単ではない。「コーナーはそれほど多くないけど、トラック上にあるコーナーはかなり難しい。短いコースだけど、良いラップを刻むのは本当に難しい。Q3の1周目はそれほど悪くなかったと思う。決して完璧ではなかったけど、それで十分だった」とマックス・フェルスタッペンは語った。十分に説得力のあるポールポジション獲得となったが、マックス・フェルスタッペンは勝利が簡単に手に入るとは思っていない。「決して簡単なではない。たまに簡単に勝てればいいのにと思うことはあるけど、レースのためにはそれは良いことだ。明日はとても接戦になると確信している。またフランスのような面白いレースにあることを期待しているよ」