レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、将来ジョージ・ラッセルが多くのレースに勝つことは確実であり、勝利を奪われるかたちとなったF1サヒールGPでのメルセデスF1とのデュー戦を笑い話として振り返ることができると考えている。ジョージ・ラッセルは、新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役としてF1サヒールGPにメルセデスF1から出場。
2番グリッドからスタートしたジョージ・ラッセルは、レースの大部分をリードするが、メルセデスによるピットストップの作業ミスと終了間際のパンクによって勝利のチャンスを逃すことになった。今年、F1 70周年記念GPで唯一の勝利を挙げていたマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトン不在のレースに期待を寄せていたが、オープニングラップでシャルル・ルクレールとセルジオ・ペレスとの接触を回避しようとしてバリアにクラッシュしたことでわずか4つのコーナーでそのチャンスは終わった。自身の不幸にも関わらず、マックス・フェルスタッペンは、ウィリアムズから呼び出されたジョージ・ラッセルに同情しており、メルセデスF1であのような競争力を示したことは驚きではないと語る。「ジョージは非常に才能のあるドライバーだし、とても良い仕事をするだろうことは分かっていた。僕たちは子供の頃から知っている。驚くことではない」とマックス・フェルスタッペンは Sky F1 のインタビューで語った。「もちろん、彼がレースに勝てなかったことを気の毒に思う。彼はスタートからすべてを正しくやっていたからね。でも、いずれにしろ、彼はレースに勝つことになるだろう」「数年後、彼はあのレースについて笑うことができると思うし、それはすべて良いことだ。また、メルセデスが非常に速いマシンであることも示している」マックス・フェルスタッペンは、F1サヒールGPでの失望のレースについてもう怒りの気持ちは静まったと語る。「人生は続いていくし、まったくイライラしてはいない」とマックス・フェルスタッペンは語った。「レースでは時々起こることだし、もちろん、好きなことではないけど、僕たちはここアブダビで良いレースができるように頑張るだけだ。マシンが望み通りに機能すれば、チャンスはあるかもしれない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。レッドブル・ホンダF1は、シーズン全体を通して、実質的にメルセデスと他のフィールドとの間の独自の階層にいたが、マックス・フェルスタッペンは「人生やレースで何も強制することはでない。自分がいる状況に対処する必要があるし、僕たちはそれを非常にうまくやったと思う」とコメント。「チームとして、僕たちは良い仕事をした。少し運が良くて、リタイアがなければもう少し勝利できたと思うけど、来年はスタートからもう少し近づくことができることを願っている」
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