レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1ポルトガルGPの序盤のセルジオ・ペレスとの接触は彼が“自滅した”だけだと語り、オープニングラップは“大惨事”だったと表現した。小雨が降ったF1ポルトガルGPのスタートでは、ミディアムコンパウンドのドライバーがグリップの低いコンディションでタイヤの温度を上げることに苦労していた。
マックス・フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタスを交わしてターン1まで2番手を走行していたが、ターン3でボッタスが反撃してフェルスタッペンはコースオフし、セルジオ・ペレスに迫られた。セルジオ・ペレスはターン4のアウトサイドからマックス・フェルスタッペンを追い抜こうとしたが、2人は接触。ペレスはスピンを喫して最後尾まで順位を下げたが、フェルスタッペンはダメージを負わずにレースを続行することができた。スチュワードはこのインシデントをお咎めなしとし、最終的にマックス・フェルスタッペンは3位表彰台、セルジオ・ペレスは7位でレースを終えた。「最初の2周はかなり波乱に富んだものだった」とマックス・フェルスタッペンは語った。「スタート自体は問題なかった。ターン1までの蹴り出しもいい感じだった。グリップがかなり低かったので、少しワイドに走らなければならなかった。1周目はとても忙しかった」「ターン3で少しワイドに行かなければならなかった。ルイス(ハミルトン)の後ろにいたと思うけど、セルジオが隣にいた。彼はターン4のアウトサイドを回っていたけど、十分にスペースを残してしなかった。僕がノーマルのラインを走っていたし、基本的には彼は自滅した」「幸いなことにダメージはなかったけど、もちろん少し勢いを失った」マックス・フェルスタッペンは、ソフトタイヤの温度を上げることに苦労し、マクラーレンのカルロス・サインツとランド・ノリスに抜かれることになった。「大惨事だった。グリップがなかった。突然、マクラーレン勢は飛ぶような速さをみせた」とマックス・フェルスタッペンは語った。「彼らは本当に飛ぶように速かった。彼らにポジションを奪われたけど、あまりリスクを冒したくなかった。通常、彼れはレースで戦う相手ではないからね。もちろん、彼らのファーストラップは信じられないくらいのものだった。僕はちょっとトラブルを避けて、落ち着こうとしていた。タイヤに熱が入り、マクラーレンの2台を攻略したマックス・フェルスタッペンは、メルセデスの2台を追いかけたが、ソフトタイヤでの第1スティントの終わりにむけてタイヤに苦しみ、さらに風の強いコンディションも相まって第2スティントでも戦いを挑むことができなかった。「3番手に戻って、すぐに左フロントタイヤが死んでしまったし、グレイニングが多かったので、ピットに入れなければならなかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。「ミディアムをに交換したら問題はなくなったし、ペースも悪くなかったと思う。落ち着くまでに数周かかったけど、ラップごとの風もかなり変わっていた。「コーナーへの進入で問題ないと思ったら、次のラップではオーバーステアになっていた。だから、落ち着くのも簡単ではなかった」「でも、タイヤが温度に達するとペースは良かった。そのあとは後ろのマシンを引き離して、自分のレースをすることができた」「もちろん、その時点はメルセデスは少し遠すぎた。でも、まぁ、最初はかなり波乱に富んでいたし、もちろんここでトップ3に入れたことに満足している」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年10月月25日午前11時58分PDT
全文を読む