マックス・フェルスタッペンは、新たなF1グランプリウィナーとなったピエール・ガスリーに“前回のレースで良かっただけ”だと警告した。ピエール・ガスリーは、F1イタリアGPでアルファタウリ・ホンダF1のマシンで衝撃的なF1初優勝を挙げ、109人目のグランプリウィナーとなった。現役F1ドライバーでは8人目のグランプリウィナーだ。
また、昨年、レッドブル・ホンダから姉妹チームである現アルファタウリに降格して1年での勝利という目覚ましい好転を果たした勝利でもあった。必然的にピエール・ガスリーと対照的に苦戦を奮闘しているアレクサンダー・アルボンと再び交代させるべきだとの論調が強まっている。しかし、マックス・フェルスタッペンは「彼は僕の隣にいないし、来年も僕の隣にいることはないと思う」とF1トスカーナGPの木曜記者会見でコメント。マックス・フェルスタッペンは、元チームメイト、そして、自身のF1キャリアをスタートしたチームの勝利を見て嬉しかったと語るが、早合点は禁物であることをピエール・ガスリーに思い出させた。「彼らにとって素晴らしいレースだった。チームのためにもとても幸せだったけど、彼らは多くの運があったことも分かっていると思う」とF1で9勝を挙げているマックス・フェルスタッペンは語った。「ピエールにとっては多くのことを意味がある勝利だったと言える。彼は去年苦労した。彼はうまくやっているし、チームで居心地がよく感じている。それは非常に重要なことだ」「ピエールのために嬉しく思うっている。彼がそれを味わったのは確かだし、初勝利は素晴らしいことだ。F1に行って再び勝てるかどうかはわからないものだからね」「勝利は勝利だし、どのカテゴリーでも勝利は常に素晴らしいことだ。最初の週はそれについて少し話題になるけど、前回のレースで良かっただけだし、常にそれを続けなければならない」マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンのオーバーヒートによってリタイアしたF1イタリアGPは“すべてがうまくいかなかった”と要約し、見物人として、アルファタウリ・ホンダF1のお祝いを楽しんだと語った。「チームが勝利についてどれくらい感情的でクレイジーになっているのを見るのは楽しかった。それは普通のことだ。実際に彼らがあのように戦える位置にいることは決してないので、自分はもうレースに参加していななかったけど、最後の数周を本当に楽しんだ。他人のために幸せになることもある」
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