レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、現時点でレッドブルRB16がメルセデスほど速くないからといってモチベーションを疑問視するのは“馬鹿げている”と語り、F1マシンを運転することは“世界で最高の仕事のひとつ”だと語った。レッドブル・ホンダF1は、コンストラクターズ選手権でメルセデスに106ポイント差をつけられている。メルセデスは、マックス・フェルスタッペンが優勝したF1 70周年記念GP以外に負けてはおらず、ルイス・ハミルトンはドライバーズ選手権でフェルスタッペンに対し、47ポイントのリードを築いている。
しかし、マックス・フェルスタッペンは、メルセデスの支配が彼の競争へのハングリー精神に影響を及ぼすことはないと語る。「モチベーションを失うと考える人々の理由が理解できないね!」とマックス・フェルスタッペンは語る。「世界で最高の仕事のひとつだし、超高速のマシンを運転している。3位や2位を走っているし、2020年に1勝を挙げている。だから、人々がモチベーションを失っていると考えていることが信じられない」「本当に馬鹿げていると思う。僕は自分のしていることが大好きだ。毎週末ここに来てマシンを運転するのが大好きだ。もちろん、メルセデスにも挑戦したいと思っている。でも、それが不可能な場合は、自分が持っているマシンで最高の結果を得るで良いとしている。それでも楽しんでいる」今週末のF1イタリアGPは、前戦スパ・フランコルシャンと同じローダウンフォースのモンツァが舞台となる。レッドブルは2013年以来、表彰台を獲得しておらず、マックス・フェルスタッペンはチャンピオンシップの見通しについて“現実的”だと語る。「諦めることはないけど、僕はとても現実的だし、レースに勝って実際にいくつかのポイントを取り戻すには運が必要だ」とマックス・フェルスタッペンは語る「現時点では、僕たちはチャンピオンシップ争いにいるようだけど、レースごとにだいたい7ポイントを失っている」「ある時点で、ギャップはもちろん非常に大きくなるだろうし、言ったように現実的でいるのは良いだと思う。毎週末、ベストを尽くそうとしている。意気消沈しているわけではないけど、現実的だ。スパでも僕たちはメルセデスに比べて1周あたり0.5秒遅かったし、現時点では実際に彼らと戦うことはできない」マックス・フェルスタッペンのモンツァでのベストリザルトは2018年の5位。3位でフィニッシュしたが、5秒ペナルティによって表彰台を逃した。昨年はエンジンペナルティによって19番手からスタートして8位でフィニッシュしている。関連:2020年 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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