レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、自分がまだ2020年のタイトル候補であるとするボスの意見には同意していない。F1 70周年記念GPで優勝し、“予選モード”のエンジンセッティングの禁止が迫っている中、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「我々はまだ大きな目標をあきらめていない」とコメント。
「我々はまだマックス・フェルスタッペンを史上最年少チャンピオンにしたいと思っている」「マシンのどれくらい残っているかわかっているし、2012年に我々はアロンソとの60ポイント差に追いつきさえした」だが、この発言はメルセデスのルイス・ハミルトンに大敗を喫するF1スペインGPの決勝前に発せられた言葉だ。マックス・フェルタッペンは、もう一台のメルセデスのバルテリ・ボッタスを倒して2位表彰台を獲得することに成功したが、それでもタイトル争いに関しては自信を持っていないようだ。F1スペインGPでのルイス・ハミルトンの圧倒的な強さについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「スパでも同じような展開になるだろう」と Ziggo Sport にコメント。「メルセデスのように支配的である場合、一週間で突然それが変化するようなことはないと思う」「それに、先週僕が勝ったからといって、僕がワールドチャンピオン争いにアランデイルと自動的に言うことはできない」「スパで勝てるとは期待していないけど、少なくとも多くのポイントを獲得できればいいね」メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは「マックス・フェルスタッペンの危険を感じている」と Kronen Zeitung に語る。「(開幕戦で)彼が故障したことを考えれば、37ポイントはそれほど多くない」だが、ルイス・ハミルトンから43ポイント差の3位につけているバルテリ・ボッタスも、ルイス・ハミルトンが7回目のタイトル獲得にむけてクルーズしているとするマックス・フェルスタッペンの意見に同意する。「実際のポイント差は何の手掛かりにもならないが、大きすぎる。再び僕の手からチャンピオンシップがこぼれ落ちていくのがわかる」とバルテリ・ボッタスは意気消沈美味に語った。
全文を読む