マックス・フェルスタッペンは、レッドブルF1にセバスチャン・ベッテルが復帰することになればハッピーだと語ったのは“社交辞令”だったとし、自分としてはアレクサンダー・アルボンと組んでいる現状の方が好ましいと語った。マックス・フェルスタッペンとセバスチャン・ベッテルは、レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーとともに月曜日の夜にレッドブルが所有する放送局Servus TVのインタビューを受けた。
今シーズン限りでフェラーリF1を去るセバスチャン・ベッテルのレッドブルF1への復帰はホットな話題となっている。マックス・フェルスタッペンは、2021年にセバスチャン・ベッテルがチームメイトになることは問題ないと語っていた。「ダニエル(リカルド)と僕のときと同じように、チーム内に勝てる2人のドライバーがいてもうまくいくと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「セブ(ベッテル)がチームメイトになっても問題はない。でも、それは僕が決めることではない。セブと仕事をしたことはないけど、通常は問題ない。すべてのドライバーが勝ちたいと思っている」しかし、数日後、マックス・フェルスタッペンは、F1シュタイアーマルクGPに先立ったメディアインタビューで、月曜日の夜の番組ではセバスチャン・ベッテルがすぐ隣に座っていたので“社交辞令”でそう語ったとし、2021年もアレクサンダー・アルボンをチームメイトとして継続する方がいい本音を語った。「月曜日にテレビ番組に出演したときにセブの隣に座っていてこの質問を受けた」とマックス・フェルスタッペンは RACER に語った。「それを想像できると言うことで、礼儀正しくいようとした。現時点でチームは僕たち2人に満足していると思う。チームメイトとしてのアレックスに本当に満足していると言わざるを得ない」「彼はチーム内で本当にナイスガイだし、みんなから好かれている男だ。セットアップも優れているし、僕たち2人でチームにいいフィードバックができている。さらに速さもあるし、変える理由は見当たらない」クリスチャンとヘルムートもそう言うと思う。そういうことを決めるのは僕ではないけどね」また、マックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPでのアレクサンダー・アルボンとルイス・ハミルトンとのインシデントについて持論を語った。「もちろん、ルイスはアレックスにぶつけるつもりはなかったと思う」とマックス・フェルスタッペンは言った。「ああいうことが起こってしまったのは残念だ。あそこでアウトサイドから仕掛けたアレックスの動きは素晴らしかったと思う。多くの人ができることではないと思う」「見ていてクールだったね。見ているべきではなかったと思うけど。僕はすでにドライバールームでくつろいでいたよ!」ルイス・ハミルトンには5秒ペナルティが科せられたが、「あのようなペナルティを与えるのはかなりノーマルなことだと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「インシデントの結果を調べないように言われているけど、不運な部分だったと思う。アレックスのレースが台無しになってしまったからね」「しかし、僕サイドでは、ルイスはペナルティを受けて4位で終えたけど、アレックスは非常に多くのポジションを失うことによって最もペナルティを科されたドライバーだと思う」「話せば長くなるけど、今は前を見ること、週末を楽しみにすることの方が重要だと思う。僕たち二人はとにかく良い結果を出したいと思っている」
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