レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPでマシントラブルによるリタイアがなければ「表彰台は手堅いと感じていた」と語る。過去2年間でレッドブル・リンクでのレースを制しているマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンのグリッド降格によってフロントローからスタート。マックス・フェルスタッペンは、上位10台の中で唯一ミディアムタイヤというアドバンテージを活かすべく、2番手をキープしながら順調に周回を重ねていく。
しかし、11周目に電気系のトラブルが発生し、スローダウン。ピットへマシンを戻したものの、ここでリタイアとなった。マックス・フェルスタッペンは「まだ何が起こったのかよく分かっていないので、分析が必要ですが、望んだ形でのシーズン開幕にはならなかった」とコメント。「昨年とは違ってスタートがうまくいったし、序盤でバルテリ(ボッタス)の速さを目にして、優勝争いは大きなチャレンジだと思っていたが、表彰台は手堅いと感じていましたし、3位は開幕の結果としては悪くなかったと思う」「ただ、こうしたことが起こるのもレースだし、結果は変えられません。みんな懸命に取り組んでくれただけに残念だが、来週のレースに向けて切り替えていきく。次はいい結果にしたい」