元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、2020年のF1世界選手権が短縮された場合、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを倒す可能性が高まると考えている。新型コロナウイルスの世界的な大流行により、F1はすでに開幕から8戦の延期・中止が決定。夏以降に少なくとも15戦のカレンダーを構築することを望んでいるが、まだ再開の目途は立っていない。
ニコ・ロズベルグは、スケジュールが短縮された場合、ルイス・ハミルトンの最大のライバルと目されている、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに有利に働く可能性があると考えている。「もちろん、運がより大きな役割を果たすので、レースが少ない場合、サプライズチャンピオンが誕生する可能性は高くなる」とニコ・ロズベルグは Sky Sports News に語った。「ずっと今年はレッドブルとマックス・フェルスタッペンは射程圏内にいると本気で思っていたし、メルセデスを大いに困らせ、対抗できると考えていた」「シーズンが短ければ、彼のチャンスはさらに大きくなるだろう」現在、F1は2020年シーズンを来年1月まで延長する見込みを検討している。同じ会場で2レースを開催するというアイデアもあり、シルバーストンはそのような計画に前向きな姿勢を受けている。だが、ニコ・ロズベルグはそういった計画はF1チームにいくつかの大きな挑戦を強いることになると主張する。「まったく違ったものになる」とニコ・ロズベルグは説明する。「シーズンのために計画していたものが、突然、週末に2つのレースをするんだからね! エンジンの使い方などすべてを変えるだろう。すべてが異なる」「非常に複雑で、そのような大きな変更を行うには、すべてのチーム間で満場一致の合意が必要になるだろう」「でも、間違いなく可能だと思う。誰もが心を開いており、誰もがファンに素晴らしいシーズンを見せたいと思っているからね」「今、僕たちは本当に素晴らしい協力を見ることができていると思うし、彼らは素晴らしいショーにするためのいくつかの変わったアイデアに同意していると思う」
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