レッドブル・ホンダのF1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンのマネージャーを務めるレイモンド・バーミューレンは、F1オランダGPが延期になったことは“残念に思っている”が、延期は他と同じようにプレスリリースで知ったと明かした。35年ぶりのF1オランダGPの開催にむけてザントフォールトはサーキットを大改修。目玉は2つのバンクコーナーで、インディアナポリスの2倍となる18度のバンク角がつけられたことが話題となっている。
F1オランダGPは、第7戦として5月1日~3日に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって延期が決定。まだシーズン中に開催される可能性は残している。F1オランダGPはスケジュール変更に取り組んでいるが、当然ながら“オレンジ軍団”と呼ばれるマックス・フェルスタッペンのファンは、彼の母国レースの延期に動揺している。だが、マックス・フェルスタッペンのマネージャーを務めるレイモンド・バーミューレンは、彼とフェルスタッペンは他の皆と同じようにプレスリリースを通じてキャンセルを知ったとし、そうなったことは“残念”として言いようがないと述べた。「それが新しい現実だ」とレイモンド・バーミューレンは 1Limburg に語った。「世界中のイベントがキャンセルされている。フォーミュラ1でもそれは同じだ。もちろん、それは残念なことだ。だが、我々はそれについてこれ以上語ることはできない。我々は皆と同じ船に乗っている。我々もプレスリリースでそれを聞いた」「キャンセルではなく、延期だ。これ以上の情報はない。FIAとF1の組織が正しい決定を下してくれると思っている」「困難な時期だが、すぐにレースに復帰できることを願っている。他の皆と同じよに我々はそれを待っている」マックス・フェルスタッペンは、2つのバンクコーナーを備えた最新のザントフォールト・サーキットをラップした最初のF1ドライバーだ。マックス・フェルスタッペンは、レッドブルの2012年F1マシン『RB8』で新生ザントフォールトを初走行。バンクコーナーは“驚異的”だと語り、ドライバーたちは“心から楽しめる”だろうと語っている。「新しくなったザントフォールト・サーキットで、F1マシンを運転する最初のドライバーとなれたのは素晴らしい機会だった。トラックは本当にクールだ。特にターン3のバンクは驚異的だね」とマックス・フェルスタッペンは語る。「バンクがあれほど大きいとは予想していなかったけど、あそこをF1マシンで走行するのは本当にクールだ。最終コーナーにも急なバンクがつけられているし、新車でDRSをオープンにして走るのは大きな挑戦になるし、かなり楽しいだろう」マックス・フェルスタッペンは、新たなホームトラックには、間違いなく独自のチャレンジがあると主張する。「トラック全体がとても要求が多い。多くの高速コーナーがあるけど、ランオフエリアがあまり多くない。それによって限界まで攻めるのが本当にチャレンジになるけれど、それは良いことだ。それが僕たちが好んでいることだ」「今日ここで走れたことは有利なスタートになるか? 少しはあるかもしれない。初めてのトラックを走行して、どのような感じかを掴むのはいつだって良いことだ。それを楽しんだのは間違いない」この日のグランドスタントは空だったが、5月にF1オランダGPが開催される際にはメインストレートがオレンジ色の海のようになることを想像に容易い。「グランプリためにここに戻って来ることを本当に楽しみにしている。ホームグランプリということでサポートはいつもよりもさらにクレイジーなものになるだろう。シーズンのハイライトになることを願っているけど、それはすべて日曜日の結果にもよるだろう。でも、良いものにできるように全力を尽くすよ」
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