マックス・フェルスタッペンは、2021年のF1世界戦選手権では、レッドブル・ホンダにとって3位表彰台が“最悪のシナリオ”になることを望んでいると語る。マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンを搭載した最初にシーズンにレッドブルに3勝をもたらし、2019年のドライバーズ選手権を3位で終えた。
レッドブル・ホンダは、シャシー側とエンジン側の両方で目覚ましい進歩を果たしたが、第9戦オーストリアGPで初勝利を挙げるまでパッケージをまとめることに苦戦し、タイトルに挑戦することはできなかった。だが、マックス・フェルスタッペンは、冬の間にさらなるゲインを得ることで、2020年のF1世界選手権ではレッドブル・ホンダが現役チャンピオンであるメルセデスとルイス・ハミルトンと戦うことが可能になるはずだと自信を見せる。「今シーズンはもっとうまくやろうと努力しているし、僕たちはタイトルを争いたいと思っている」とマックス・フェルスタッペンは Sky Sports にコメント。「去年はいくつかのラウンドで実際に戦いを仕掛けることができなかった。でも、できるだけ多くのポイントをかき集めて、最大限に増やしていく必要がある」「今年は少なくとも常に表彰台を目指して戦い続けられることを期待している。最悪のシナリでも3位争いをしていなければならないと言っておこう。興奮しているし、楽しみにしている」「僕たちはとにかくそれを最大限に活用して、冬の間に懸命に働き、最大の改善を果たす必要がある。冬季テストで早くもどうなるか判明することになるだろう」「チームとして僕たちはそれを目標としているし、もちろん、タイトルを争って、うまくやっていきたいと思っている。時間が経てばわかることだし、現時点で言うのは難しいけど、僕たちはできる限りのことをやっているし、ステップアップさせようとしている」しかし、マックス・フェルスタッペンは、初めてのF1ワールドチャンピオンを目指す戦いでも、アプローチを“劇的”に変えることはないと主張する。「ドライバーとして常に良くなりたいものだし、あらゆることに目を向けるけど、周りの物事を過度に変えないようにしている」とマックス・フェルスタッペンは説明する。「クルマがパフォーマンスを発揮できるところまで確実に準備を整える必要がある。私たちは良い状態にあると思っている」「常に良くできることはある。決して完璧ではないし、100%完璧になることなどありあえない。完璧なシーズンなど決してないけど、できるだけどれに近づけるように努力するものだ」今年1月、レッドブルとの契約を2023年まで延長したマックス・フェルスタッペンは、将来の不確実性がなくなったことに安心感を感じていると語る。「レッドブルにとどまることは正しい決断だったと思っているし、チーム全体としても良かったと思う。疑問符は消えて、誰もそれらのことについてもう尋ねてこないからね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「とにかく僕たちはモチベーションをフルに高めてシーズンに挑んでいるし、今後数年一緒に仕事をしていることも知っている。それは素晴らしいことだと思う」
全文を読む