マックス・フェルスタッペンがレッドブルと2023年末まで新たに長期契約を結んだことに驚きの声が上がっている。元F1ドライバーのミカ・サロやマーティン・ブランドルといった人々は、マックス・フェルスタッペンのレッドブル残留は想定内だったが、2020年のF1マシンのパフォーマンスを確認することなく、契約が早期に発表されたことに驚きに声が上がっている。
一方、元レッドブルのF1ドライバーであるロバート・ドーンボスは、2023年までという契約期間の長さに驚いたと語る。2021年にはF1レギュレーションが大幅に変更となり、ホンダとのF1エンジン契約は2021年までしか合意に至っていない。「僕自身、レッドブルでレースをしていたのでまだ情報源がある」とロバート・ドーンボスは NPO 1 に語った。「何かが起こっていることは知っていたけど、あのよな長期に及ぶものだとは思っていなかった。それはF1で驚くべきことだ」「F1では、すでに多くの世界タイトルを獲得していない限り、あえてドライバーにあのような長期間をコミットさせるようなことは決してない」「ちょっとした忠誠心と確実性があるんだとは思う。来年、F1は大きく変わるからね。でも、2020年は彼がチャンピオンを獲得する最高のチャンスだと思う」レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンを2021年にメルセデスに奪われることを“心配”していたため、クリスマス休暇中に契約を成立させるために早くに動いたと説明している。一部報道では、マックス・フェルスタッペンのサラリーは3倍にアップし、パフォーマンスボーナスを加えれば最大で4,000万ユーロ（約48億円）の報酬になると報じられている。「レッドブルでは知名度が高く、彼は自分が何を持っているかを知っているで、ドライバーとして高く評価されたいと思うものだ」とロバート・ドーンボースは語った。「彼らは美しい章に入っていると思うね」