レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今週末のF1ブラジルGPにむけてフェラーリのF1エンジンのパフォーマンスについてコメントすることは避けたが、FIAがレギュレーションを明確化する技術指令を発行したことを歓迎している。フェラーリは夏休み以降にパフォーマンスを大幅に向上させ、6戦連続でポールポジションを獲得して3勝を挙げた。しかし、F1アメリカGPでは突如パフォーマンスが低下した。
マックス・フェルスタッペンは、フェラーリのパフォーマンス低下の原因は燃料流量システムに関するFIAの技術指令が原因だと考え、“不正行為”という言葉をしようしてフェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットを怒らせた。インテルラゴスでフェラーリに対する発言について質問されたマックス・フェルスタッペンは「コメントしたくない」と返答。「先を見据えて、残り2レースに集中し、コース上で戦うことの方がはるかに重要だと思う」今週末のF1ブラジルGPに先駆け、FIAは新たな技術指令を発行。フェラーリのF1エンジンに疑惑の目が向けられているインタークーラー、エアコレクター、ERSシステムから可燃性液体が燃焼室に入ることを違法とした。マックス・フェルスタッペンは、FIAがルールを明確化するために行動を起こしてくれたことに満足していると語る。「良いことだ。FIAは間違いなくうまく処理してくれているし、今は全員にとって何が許され、何が許されないかが非常に明確になていると思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「彼らがいろいろと書いてくれるのは良いことだと思う。もちろん、すべてにおいてレギュレーションは非常に複雑だからね」「彼らにとって、すべてを処理するのは最も簡単な仕事ではないはずだ。僕がいったようにたくさんのルールがあるからね」関連:フェラーリのF1エンジンの“不正行為”疑惑に新たな技術指令が発行