マックス・フェルスタッペンは、F1イタリアGPでホンダの“スペック4”エンジンにトップスピードの妨げとなるトラブルを抱えていたことを父親であるヨス・フェルスタッペンが明かした。スペック4へ交換したことによるペナルティで最後尾グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、1周目の1コーナーで接触するトラブルもあり、8位でレースを終えている。
ヨス・フェルスタッペンは、F1イタリアGPのマックス・フェルスタッペンのレースを振り返った。1周目にフロントウイングを破損した件についてヨスフェルスタッペンは「マックスは気楽に構えていたし、それも一因だったかもしれない」と Ziggo でコメント。「彼は前のクルマを交わしたかったが、ヒットしてしまった。マックスには行き場がなかった。彼はコーナーの200m手前からブレーキをかけたが、コーナーの途中でフィールドはほぼストップしていた。そうなることを彼は予想していなかった。それが彼らにヒットしてしまった理由だ」その後、マックス・フェルスタッペンにスイッチが入ったとヨス・フェルスタッペンは語る。「見ていてそれがわかっただろう。新しいタイヤとフロントウイングに交換するためにピットインした。その後の彼のラップタイムは上位勢と同じ速さがあった。彼は諦めなかったし、それは我々にとって特に難しいサーキットでマシンが正しい方向に進んでいることを示した。残りのシーズンが良くなりそうだと思えるのはそれが理由だ」だが、レース後半、マックス・フェルスタッペンは、レーシングポイントのセルジオ・ペレスの後ろでスタックすることになる。「まず何よりレーシングポイントはストレートで常に非常に速い。それに加えて、マックスは必要なトップスピードを発揮できないトラブルを抱えていた。そこは次のレースでは修正される」週末を通してフェラーリは優れたスピードを示していたが、ヨス・フェルスタッペンは驚きはしなかったと語る。「予想通りだった。夏休み前のレースではフェラーリは3位と4位だった。彼らは不足していた。ベルギーとイタリアのサーキットはフェラーリのために作られている。特に現在のトップスピードによってね。だが、シンガポールでの次のレースは我々にとって非常に有望だろう。去年も我々はいいレースをしている」ヨス・フェルスタッペンは、今後のレースでレッドブル・ホンダが勝てることを期待していると語る。「今年はもう一度エンジンを交換する必要があると思っているし、鈴鹿では素晴らしいレースができるだろう。さらにマックスが常に高著なメキシコ、アメリカ、ブラジルがある。我々がパフォーマンスを発揮できるレースがいくつかある」
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