マックス・フェルスタッペンは、ホンダF1の『スペック4』エンジンは約束していたパワーを発揮していたとし、F1イタリアGPでのレッドブル・ホンダにはフェラーリとメルセデスと戦えるペースがあったと考えている。19番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは8位まで挽回してフィニッシュしたが、オープニングラップでフロントウイングの交換を余儀なくされた接触がなければ、さらに良い結果を残せていた可能性がある。
また、ピットストップ直後にバーチャルセーフティカーが入ったこともマックス・フェルスタッペンのタイムを犠牲にした。チームメイトのアレクサンダー・アルボンも波乱に富んだレースで6位でフィニッシュ。レッドブルはV6ターボハイブリッド時代になってからまだ表彰台に立つことができてない。過去にモンツァではトップスピード不足に妨げられていたレッドブルだが、マックス・フェルスタッペンはホンダF1のスペック4エンジンによってギャップが大幅に縮まったことを示す十分な兆候を目にしたと語る。「前のドライバーについていくことがた。スクリーンで彼らを見ることができたし、自分の進捗を追っていた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「彼らのラップタイムを知っていたし、負けてはいなかった。もちろん、トラフィックに巻き込まれたときはタイムを失っていたけど、僕がフリーエアの中にいるときには彼らはそんなに速くはなかった」「僕たちが通常であれば競争力がなかったコースでそれはもちろん非常に有望だ。去年のオースティンのように後方からスタートして素晴らしくうまくときもあるけど、もちろん、常にそうなるとは期待できない」「今日は生き残り、数ポイントを獲得しようとしていた。僕たちはそれを達成したけど、ペナルティがあったので、今はシンガポールで再び上位からスタートするのを本当に楽しみにしている。トラブルも解決して、パフォーマンスに集中できることを願っている」