マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンのことはリスペクトしているが、同じクルマに乗っていたら“多くの優れたドライバーたち”が5度のワールドチャンピオンに並んでいたはずだと語る。夏休みを控えたF1では、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのどちらが優れたドライバーかという議論がホットな話題となっている。
元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、今年マックス・フェルスタッペンがメルセデスの乗っていたらルイス・ハミルトンを倒していただろうと語っている。だが、マックス・フェルスタッペンは2020年もレッドブル・ホンダとともにタイトルを争うことを公言しており、ルイス・ハミルトンがレッドブル・ホンダに移籍しない限り同じクルマでの対決は実現しそうにない。しかし、マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンと同じクルマに乗っていたら、多くのドライバーが5回のワールドチャンピオンを達成していただろうと語って議論に油を注いだ。マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンのかつてのチームメイトであるフェルナンド・アロンソの実力があれば、“8回もしくは9回”のタイトルを獲得していたろうと Daily Mail に語った。「ルイスが成し遂げたことは心からリスペクトしている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「でも、チームに運が必要だし、チームメイトを倒さなければならない。そして、チームが長く勝っている場合、勝利数は積み重なっていく」「フェルナンドアロンソは素晴らしいドライバーだったし、おそらく適切なチームにいれば8~9回はタイトルを獲得しただろう」「現時点でF1にはその実力を持ったドライバーは3~4人いる」自身の将来、そして、2021年のメルセデス移籍の可能性について質問されたマックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダのプロジェクトを“信じている”と断言した。「レッドブルで複数のタイトルを獲得することが僕の目標であり、僕はそれを信じている。ファミリーのようなものだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「でも、2021年の新レギュレーションは誰にとっても疑いの余地があることだ。将来がどうなる? まだ答えられない」