レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPでのセンセーショナルな勝利が確定するまで長時間待たなければならなかった。F1オーストリアGPは約4時間の審議の後、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールとの接触はレーシングインシデントと処理することを発表。レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンの今季勝利が確定した。
マックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンは「非常にストレスを感じた」とコメント。「それから(フェルスタッペンのペナルティに関する)偽のニュースもあった」「どれくらかかった? 3時間半?」これほどまでに裁定に時間がかかったのは、F1カナダGPでセバスチャン・ベッテルの勝利を奪った5秒加算ペナルティの騒動の余波だったのと見方もある。アルファロメオ・レーシングのチーム代表を務めるフレデリック・バスールは「問題は、誰かを罰するのであれば、決定は一貫していなければならないということだ」と語った。だが、レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペン陣営は、勝利を疑わなかったと語る。「これが人々が見たいものではないだろうか? もし彼らがそれを取り除くのあれば、来年はインディカーに行くべきだろう」とヨス・フェルスタッペンは冗談交じりに語った。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコも「あれはインシデントではなくレースだった」と語る。「彼らがそれについて話したいのなら、彼らは交通安全会議に行けばいい。私はそれについてまったく話したくはない」FIAレースディレクターのマイケル・マシは発表が遅れたのはマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールのメディア業務を待っていたためだと説明している。