レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1オーストリアGPのフリー走行2回目でのクラッシュを振り返った。幸い、駆動系に問題はないという。フリー走行2回目の開始から30分が過ぎた頃、マックス・フェルスタッペは最終コーナーでスピン。マシンはリアからウオールにヒット。マシン後部は大きなダメージを負い、そこでフェルスタッペンのセッションは終了した。
「チームに風がトリッキーになっていて、変化し続けていると伝えていた」とマックス・フェルスタッペンは説明。「いくつかの場所でリアが出ていた。クラッシュしたときも同じことが起こった。それはデータでも確認できている。クルマは風にとてもセンシティブだし、バルテリにも同じことが起こっていた」幸いにも、マックス・フェルスタッペンのマシンにペナルティを受ける必要のあるダメージはなかったようだ。「クラッシュは助けにはならないけど、起こってしまったものは仕方がない。ありがたいことにダメージは修復できる。ギアボボックスも金曜日の走行のためだけに使っていたものなので問題ない」クラッシュは喫したものの、マシンのフィーリングは悪くなかったとマックス・フェルスタッペンは語る。「クルマは良いフィーリングで運転できていた。少しトラフィックはあったけど、ラップはいい感じだったもちろん、やらなければならない仕事はある。コーナーリング間のバランスとトップスピードは常に改善できる。今夜そこを調べていく」最後にマックス・フェルスタッペンは、レッドブル・リンクの“ソーセージ”縁石についてコメント。ターン9の縁石は何台かのフロントウイングを破壊していた。「あの縁石は酷いと思う。ターン1とターン3のソリューションの方が優れている。ドライビングの方向に黄色い縁石を置けば、あまりにタイムを失いすぎる。不必要にフロントウイングを破壊するだけだ」関連:【動画】 マックス・フェルスタッペン、最終コーナーでクラッシュ