マックス・フェルスタッペンは、レッドブルとの契約が期限を迎える2020年以降のF1での将来について「考えてさえいない」と主張する。レッドブルは、定期的にレースに勝ち、チャンピオンシップ争いに名乗りを上げるために今年からホンダにF1エンジンを変更。ホンダはF1エンジンのパフォーマンスを向上させてはいるが、レッドブル・ホンダは今シーズンここまでまだ3位以上でフィニッシュできていない。
開幕戦で3位表彰台という力強いスタートを切ったマックス・フェルスタッペンだが、タイトルを争えないことにフラストレーションを抱えており、チーム移籍を考えているのではないかとの推測が広まっている。レッドブルでどれくらい辛抱強くやっていくと考えているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「それについては考えてさえいない」とコメント。「フェラーリでも見られるようにギャップを縮めるのは簡単なことではない。現時点ではメルセデスが良い仕事をしているけど、チーム内で感触はとてもいいし、現時点ではいいチームだと感じている。そのようなことについては考えてさえいない」「チーム内で気分はいいし、とてもリラックスしている。そこも助けになっていると思う。お互いに多くの時間を一緒に過ごしているし、お互いのことをより知れるようになっていれう。コミニュケーションはとてもうまくいっているし、良い時間を過ごしている」マックス・フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコがフェルスタッペンを失うことを心配していると語った記事をリツイートして多くの推測を生んだ。「このような記事はたくさんあるけど、最終的にドライバーは僕だし、父ではない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「僕はいつも楽しんでいると言っている。もちろん、僕たち全員がもっとうまくやる必要があることを把握しているけど、僕はホンダとのプロジェクトを信じている」「全員がクルマを速くするために懸命に仕事をしているし、今後のレースで僕たちがどのレベルまで行けるか見てみよう。もっと多くのパワーがあり、クルマのバランスがもっと良くなれば、状況は変わってくるはずだ」マックス・フェルスタッペンは、先週末のF1カナダGPではQ2敗退を喫して5位でレースを終えた。だが、たとえもっと高いグリッドからスタートしていたとしても5位が最大限だったと感じているとフェルスタッペンは語る。「モナコでは僕たちが2番目にベストなチームだったけど、「モントリオールで苦戦を強いられることはわかっていた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「去年、僕たちはここで競争力があったけど、僕たちのクルマはメルセデスやフェラーリよりも良かった。今はそうは言えない」「僕たちに改善が必要であることは秘密ではない。僕たちはシーズン序盤から自分たちのポジションをわかっているし、チーム内の誰も結果には驚いていない」
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