レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、上海インターナショナルサーキットにおけるフェラーリのパワーアドバンテージは巨大であり、F1中国GPの予選でフロントローを獲得できるとは思っていないと語る。初日のフリー走行でトップのバルテリ・ボッタス(メルセデス)から0.221秒差の3番手で終えたマックス・フェルスタッペンは、メルセデスに挑戦できることは期待しているものの、フェラーリのストレートスピードを考えれば、一発の速さでは敵わないと考えている。
前戦バーレーンGPではフェラーリがメルセデスに対してストレートでコンマ4秒優位に立っていたことが明らかになっている。「フェラーリがストレートで多くのタイムを獲得しているのを目にしているし、僕たちが近づくのは難しいだろう」とマックス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。「僕たちは2列目を獲得できることを期待している」フリー走行2回目では、マックス・フェルスタッペンはディファレンシャルに不満を訴えていたが、土曜日までには解決できるはずだと語る。「まだあらゆる種類のパーツを変えることを許されているし、それに関して問題があるとは思わない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。一方、RB15のロングランのペースについてマックス・フェルスタッペンは「OKだと思う」とコメント。「ソフトタイヤはすぐに磨耗してしまって弱い。絶えずタイヤをセーブしているので走っていてあまり楽しくないね」「僕たちがトップ争いに絡めるかどうかを言うのは時期尚早だ」「でも、バーレーンよりも状況は良くなっている感じがする。それについては満足している。僕たちはそこでの問題を理解していたし、ここでは良くなると予想していた」「クルマのバランスはうまく取れていた。そこについても満足している」