レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2019年のF1世界選手権について“リラックス”しているとし、“戦う準備はできている”と語る。レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載する今季、マックス・フェルスタッペンは事実上のチームリーダーの役割を担う。
レッドブル・レーシングは、開幕戦に向けてホンダとの新しいパートナーシップに前向きな見通しを繰り返していが、F1バルセロナテストではピエール・ガスリーのクラッシュによってパフォーマンスランを実施できずに終えている。それもあり、エイドリアン・ニューウェイを中心に当初は第3戦中国GPで導入予定だったアップデートを前倒しでオーストラリアGPに導入する。「気分はいいし、ポジティブだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「僕たちがどれくらい競争力があるかは時間が教えてくれると思うし、ここはそれには理想的ではないかもしれないけど、シーズンはとても長いし、リラックスしている」レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーとモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダのF1エンジンへの称賛を繰り返している。マックス・フェルスタッペンもホンダの進歩を認めつつも、まだ注意が必要だと語る。「去年からステップアップしているし、そこは非常にポジティブだ。でも、それが十分かどうかはまだわからない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「予選でわかると思うけど、今後も多くのものが導入される。僕たちはシャシー側で本当に懸命にプッシュしているけど、今ではエンジン側も同じようにプッシュしている」「この2つの組み合わせが懸命に仕事をしているし、仕上がってきている。本当にいい感じだ」昨年、マックス・フェルスタッペンはシーズン序盤に苦しんだが、後半戦は大きな挽回を見せた。ヘルムート・マルコは、フェルスタッペンは成熟しており、彼のスキルに忍耐が加わったと語っている。「F1ではシーズンを通して多くのことを学ぶ。正直、全体的な考え方についてよりリラックスしている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「とにかくまずはレースがしたいし、それからどの位置にいるか見てみたい。個人的な感覚としてはリラックスしているし、戦う準備はできている」