マックス・フェルスタッペンっは、今週末のレッドブルのF1マシンは70~80馬力を失っているような感覚だと語る。ラップタイムに換算すると1周あたり1秒にあたる。レッドブルの2台はF1イギリスGPの予選を5位と6位で優勝。マックス・フェルスタッペンはトップから0.7秒遅れ、DRSのトラブルに見舞われたダニエル・リカルドは1.2秒差がついた。
「もし70~80馬力を失っていれば、苦労するだろうことはわかると思う」とマックス・フェルスタッペンは予選後にコメント。「それに2017年のレギュレーション変更以降、クルマはいくつかのコーナーを全開で行けるようになっているし、ますます難しくなっている」「大きな問題はほぼ全開のコーナーを通過するときだ。コーナーの立ち上がりで加速しても、エンジンが引っ張ってくれない」「馬力がないことはご存じのとおりだ。それに全開でコーナーを走って、ステアリングによってスピードが落ち始めれると、さらに多くが失われる」「ストレートで1秒失うと、難しい週末になるのはわかると思う。でも、実際にはクルマのパフォーマンスにはかなり満足している。それについては不満は何もない」「どれくらい馬力が足りないかは正確な数字はわからないけど、ストレードで1秒以上失っていれば、それがかなりの量だと言うことわかるものだ」「4年くらいこんな感じで走っているし、慣れるものだ。もちろん、望んではいないけど、仕方のないことだ」チームメイトのダニエル・リカルドも馬力のなさを痛感していると語る。「うまくやれそうなサーキットはまだいくつかあるけど、パワーサーキットではメルセデスとフェラーリは僕たちに対してかあんり良いバファーがある」とダニエル・リカルドはコメント。「僕たちが一歩前進できても、彼らは1.5歩先にいってしまうような感じだ。僕たちは戦えるレベルにはいるけど、僕が言っている意味ではそこには達していない」「ある意味、僕たちはそれに慣れているし、パワー面で彼らのペースを得られるとはあまり期待していない」「今のところ、それがこのレギュレーションの現実だ。でも、少しでも近づければ嬉しいね」マックス・フェルスタッペンは、パワー不足にとって先週末のF1オーストリアGPのように勝利を飾る可能性は低いと考えている。「オーストリアGPでは予選後は最悪なフィーリングだったし、十分な速さがないと思っていたけど、レースで本当に良いペースがあったのはサプライズだった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「決してないとは言い切れないけど、繰り返すのは難しだろう。試してみるつもりではあるし、レースではもう少し強いはずだと思う」「明日はまたとても暑くなりそうだし、そうなれば僕たちにとってうまくいくだろう」関連:F1イギリスGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション獲得!
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