マックス・フェルスタッペンは、F1ベルギーGPでエンジンがシャットダウンするよりも、もしろブローしてくれた方がよかったと述べた。F1ベルギーGPの8周目、マックス・フェルスタッペンのマシンはシリンダー内の圧力が上昇したことを検知し、センサーがルノーエンジンをシャットダウンさせた。これでマックス・フェルスタッペンは、12戦中6度目のリタイア。うち4回がルノーのメカニカルトラブルが原因となっている。
オランダのテレビ番組 Peptalk に出演したマックス・フェルスタッペンは、新たな安全対策が導入されたことが、より自分を悩ませることになったと述べた。「序盤に何度かエンジンがブローしたので、彼らはセーフティモードのようなものを構築した」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「でも、今はエンジンがどこに入るともう動かなくなる。クルマが戻り、プラグを外し、再びそれを戻すと、エンジンは動くようになる」「彼らは安全にいきたいし、エンジンをブローさせたくないと思っている。でも、僕としてはシャットダウンして、次の再起動でまた動くよりも、エンジンがブローしてくれた方がいいね」マックス・フェルスタッペンは、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、自分がどれくらいイライラしているかをわかっていると述べた。「改めてヘルムートと話をして、僕はハッピーではないと伝えた。楽しくなくなっているとね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「酷いシーズン前半の後、休暇を過ごし、自分自身を充電してスパに到着して、こんなことになるなんて間違っているよね」父親のヨス・フェルスタッペンは、レッドブル・ルノー同盟の状況を修正する能力への信頼を失っているとし、「このようなことが続くようであれば、持たないだろう」とスパで語っていた。マックス・フェルスタッペンも状況は「悪化している」と認める。「レッドブルと契約し、勝てるパッケージが欲しい。現時点で僕たちはそれを持っていない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「以前のリタイアの後、僕は彼らにハッピーではないと伝えてきた。でも、さらに悪化している」「レッドブルのせいではないことはわかっているけど、最終的にはパッケージ全体に依存していることだ」状況がここまで悪化したことで、レッドブルとの契約破棄を検討しているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「いいや、それは不可能だ」とコメント。「F1の問題はその差が大きすぎることにある。現時点で僕たちはあまり多くのことはできない」次に何が起こるかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「契約の終わりころに考えてみるよ」と答えた。
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