マックス・フェルスタッペンは、テレビで自分のチームラジオで流れると“横柄に聞こえる”と感じており、これからは無線で自分の考えを語るのはやめようかと考えていることを述べた。F1アマリカGPでは、前を走るニコ・ロズベルグを追っていたマックス・フェルスタッペンに対して、残りのスティントのことを考えてタイヤを労わるようエンジニアから指示が飛んだ。
それに対してマックス・フェスルタッペンは「僕は4位になるためにここにいるんじゃない」と返答。だが、その後、次のピットストップまでにフェルスタッペンのペースは徐々に下がっていった。 このやりとりについて聞かれたマックス・フェルスタッペンは「無線のボタンなんて取り外してしまおうかな! もう無線なんて使わない!」とコメント。「ドライバーであれば、少しでも前に行きたいものだし、僕は勝ちたい。だから、彼を抜こうとしていたんだ。キミ(ライコネン)に対しても同じことをした。その時はすぐに抜けたけど、ニコに対してはうまくいかなかった。実際、左フロントに少しダメージはあったけど、それほど酷いものではなかった」 「嫌なのは、僕が無線のボタンを押すたびに放送されて、それが時々横柄に聞こえてしまうことだ。特にその『4位になるためにいるんじゃない』というやつはね。思ったことを言っただけなんだけどね。僕は4位でフィニッシュするためにいるんわけではないし、レーサーとして勝つために来ている。でも、無線だと僕が横柄な態度でチームのいうことを聞いていないだ。そうではないのにね」 レース終盤にもマックス・フェルスタッペンは無線に関連してチームとミスコミニュケーションが発生。チーム側にタイヤ交換の準備ができていないにもかかわらず、マックス・フェルスタッペンはピットに入ってしまった。 「ちょっとした暗号のようなものがあるよね。そういう話が少しあった」とマックス・フェルスタッペンは説明。「一番大きな要因は、1時間もクルマをドライブしているとコンフォートゾーンに入ってしまって、オートパイロットみたいな感じになることがある。前のラップでダニエルがボックスに入るのを見ていたので、接近していた僕も次のラップで入ると思ってしまった。そこで勘違いが発生したんだと思う。自分の中で考え過ぎてしまったんだろうね」
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