マックス・フェルスタッペンは、GP2を経由すればキャリアが停滞するかもしれないとの恐れを抱き、F1最年少でレースドライバーになるチャンスに飛びついたと述べた。議論の的となりながらも17歳という若さでカートから1年でF1に昇格したマックス・フェルスタッペンは、メルセデスからもオファーを受けていた。メルセデスのオファーは、2015年にリザーブドライバーとして活動しながらGP2で経験を積むというものだった。
最終的にマックス・フェルスタッペンが選択したのは、すぐにF1でドライブするチャンスを提示したレッドブルのジュニアチーム、トロ・ロッソだった。 「ラファエレ・マルチェロに起こったことを考えた」とマックス・フェルスタッペンは Auto Bild に述べた。マックス・フェルスタッペンが触れたラファエレ・マルチェロは、20歳でスイス生まれのイタリア人ドライバー。2013年にヨーロッパF3で優勝したが、昨年はGP2で8位に終わった。 「彼はF3のチャンピオンだったのに、突然、彼のキャリアはGP2で停滞した」とマックス・フェルスタッペンは述べた。マファエレ・マルチェロはフェラーリのドライバーアカデミーの代表的なメンバーであり、2015年には別のGP2チームへ移籍するとともに、ザウバーのリザーブドライバーに就任。今週末のマレーシアGP金曜フリー走行で、ザウバーのマシンを走らせる。
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