ストフェル・バンドーンは、フォーミュラEへの転向はキャリアの後退ではないと主張する。今シーズン限りでマクラーレンのF1シートを喪失したストフェル・バンドーンは、来期からメルセデスのワークスチームとなるHWAからフォーミュラEに参戦する。フォーミュラEの開幕戦は12月15日(土)に南アフリカで開幕するため、ストフェル・バンドーンはほとんどオフシーズンを送ることなく次のチャレンジへと臨むことになる。
「僕にとって非常に短い冬休みだったね」とストフェル・バンドーンは Sporza にコメント。ストフェル・バンドーンは、新天地となるフォーミュラEは、自分だけでなく、メルセデスチームのHWAにとっても“発見の航海”になるだろうと語る。「テストでクルマのアイデアを得ることはできたけど、バレンシアはフォーミュラEには快適なサーキットではない」とストフェル・バンドーンはコメント。「ポジティブなストーリーになることを願ってはいるけど、僕たちは現実的でなければならない。僕自身とチームにとって大きな調整が必要だからね」ストフェル・バンドーンは、F1からフォーミュラEへの転向が“後退”だとは考えていないと主張。フォーミュラEには“成長していく大きなポテンシャルがある”と語る。「チャンピオンシップはまだ4年しかたっていないし、その間にもかなり成長している」とストフェル・バンドーンは語る。今のところ、ストフェル・バンドーンは、F1での冒険が終わったことに安堵していると語る。「F1での最後のレースの後、それ終わり、完全に新しい環境で新しいことを始められることが嬉しかった」とストフェル・バンドーンはコメント。「マクラーレンでの2年間も悪くはなかったけど、残念ながら、彼らの歴史で最悪の年だった。僕の手で多くのことを変えることはできなかった」