マクラーレンは、F1シンガポールGPでストフェル・バンドーンがグリッド降格ペナルティを受けることになるかどうかまだ確信はないとしている。ストフェル・バンドーンは、F1イタリアGPの決勝前夜にMGU-Kに問題があることが発覚。時間内にMGU-Kのみの交換作業は不可能だったことからエンジン一式を交換することを選択。それにともない、25グリッドの降格ペナルティーを受ける結果となった。
だが、新品のエンジンを搭載したにも関わらず、ストフェル・バンドーンはレース中盤にMGU-Kの不具合と思われる問題が再発し、リタイアとなった。マクラーレンは、低速のコース特性であるマリーナ・ベイ市街地コースでのF1シンガポールGPをポイント獲得のチャンスと考えているが、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ストフェル・バンドーンがグリッド降格ペナルティによって後方からのスタートを余儀なくされるかどうかはまだわからないと語る。「MGU-Kユニットを交換しなければならないかどうかはまだわからない」とエリック・ブーリエはコメント。「交換は可能だ。予選のエンジンでも交換は可能だった。ただ、パルクフェルメによって、レースまでに十分な時間がなかった」エリック・ブーリエは、シンガポールでは唯一のダブル入賞を果たしたハンガリーと同じくらいの結果を出したいと考えている。「シンガポールは2台揃ってQ3進出を目標にするべきだ」とエリック・ブーリエはコメント。「我々にとって、ブダベストに次ぐ、2番目にベストなサーキットだと思う」
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