ストフェル・バンドーンは、F1週末のけるペースとパフォーマンス面でブレイクスルーを果たし、マクラーレン・ホンダのチームメイトであるフェルナンド・アロンソに匹敵できるようになってきていると感じている。2015年に圧倒的な強さでGP2を制したストフェル・バンドーンは、今年、高い期待を寄せられてF1フル参戦をスタートしたが、マクラーレン・ホンダの信頼性とパフォーマンス不足もあり、厳しい前半戦を耐えることになった。
チームメイトのフェルナンド・アロンソは、ドライビング面でこれまでよりも良い走りができていると語り、結果も出しているが、その一方でストフェル・バンドーンのF1での能力について疑問が向けられた。しかし、ストフェル・バンドーンは、F1ハンガリーGPで10位入賞を果たして今シーズン初ポイントを獲得。これまで取り組んできた努力が実を結びはじめており、ペース面でフェルナンド・アロンソに匹敵できるようになっていると考えている。「経験を積んだことで、今の僕は思った通りの走りができるようになっている」とストフェル・バンドーンはコメント。「過去数戦ではパフォーマンス面もとても良かったし、フェルナンドのペースにも匹敵していた。それはポジティブなことだ」「週末毎に大きな前進を果たしているし、自分のやり方で取り組み、もう少し自分のスタイルにクルマを合わせていけるようにチームと一緒に懸命にプッシュしている」「週末毎にポジティブなステップを果たしている。プラクティスセッション、予選とレースを通しての週末全体のマネージングという観点でも、確実に良い方向に進んでいる」マクラーレン・ホンダは、F1ハンガリーGPで今シーズン初のダブル入賞を果たしたが、ストフェル・バンドーンはシーズン終了までに“4番目に速いチーム”を目指すべきだと感じている。「ダブルポイントフィニッシュはチームにとっても良かった。特に非常に厳しいシーズンスタートを切っていたからね。僕たちがやってきた努力が確実に正しい方向に進んでいることを示している」「まだ僕たちが望んでいる位置にはいないのは確かだけど、今週末のような機会が来たら、それを掴み取らなければならない。シーズン中にもっと多くの機会が巡ってきて、それを掴み取れることを願っている」