USF1は、FOTA(フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション)への加入を正式に申請した。現在、FOTAには8チームが加入。フォース・インディアとウィリアムズは、離脱シリーズ騒動の際に2010年のF1エントリーを申請したことでFOTAを除名処分となっている。2010年からF1に新規参戦するUSF1、カンポス、マノーの3チームは、FOTAから加入を歓迎するとの通知を受けており、メンバーになるための手続きを通知された。
USF1はこの招待を受け、加入を申請する最初のチームになるとみられ、イタリアGPでFOTAの執行委員会が検討する予定である。ウィリアムズとフォース・インディアもFOTAと将来の立場に関する議論を行っている。フォース・インディアのCOOサイモン・ロバーツは、ベルギーGPのあと、この件をチーム代表であるビジェイ・マリヤと話し合うと述べた。「戻るように誘われていると思う。すでにビジェイとは話をした。我々はいつでも加入する。我々はファクトリー閉鎖にも従ったし、それにはかなり満足している」「正直なところ、我々は本当に忙しい。閉鎖前は何が起こっているかわかっていたので大丈夫だったが、取り戻すのに苦労している。今はこのような結果を得たので、少しリラックスできている。ヴィジェイと話をしてオファーを受けるだろう」ウィリアムズの立場はやや異なっているようで、チームはFOTAへの再加入は決まっていないと認めている。チーム代表のフランク・ウィリアムズは、FOTAとチームとの関係について「少し距離を置いているが敵対関係ではない」と述べた。「我々は2010年の参戦について早くサインすることを選んだので、困難だった。実際、我々はコンコルド協定にも早めにサインした。これは、大半のスポンサーが、我々が正式なFIA F1世界選手権とプロモーターのコンコルド協定のメンバーであることを条件にしているからだ」