F1は、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で2018年のF1世界選手権のドキュメンタリー『Formula 1: Drive to Survive(フォーミュラ1:生き残るためにドライブする)』を3月8日から配信することを発表した。Netflixとの提携は、F1の新オーナーであるリバティメディアによる、主要マーケットでのF1の認知度を高めるためのイニシアチブのひとつとなる。
『Formula 1: Drive to Survive』は、2018年の全戦を取材し、F1ドライバーやチーム首脳陣、またF1のマネジメントチームといったF1世界選手権の舞台裏を披露するドキュメンタリー。制作はアイルトン・セナの映画「アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」、歌手エイミー・ワインハウスの壮絶な人生を描いたドクキュメンタリー『Amy』でアカデミー賞を受賞したプロデューサーのジェームズ・ゲイ・リース、Box to Box Filmsのポール・マーティンがエグゼクティブプロデューサーを務め、ソフィー・トッドが制作総指揮者を務める。F1のメディアライツ担当ディレクターのイアン・ホームズは「新世代のF1に移行が進むなか、我々は新しいドキュメンタリー『Formula 1: Drive to Survive』を発表することに興奮している。この本当にユニークなシリーズは、スポーツを具体化し、コース内外で無数の物語を披露し、掘利下げていく」とコメント。「Netflixと提携してオリジナルシリーズを制作することで、メディアとエンターテイメントのブランドになり、新しいファンをスポーツに引き付ける最前線に立つことができる」制作を指揮した映画製作会社Box to Box Filmsの創設者ポール・マーティンは、F1ファンに前例のないレベルの映像を提供するとファンに保証する。「Netflixはこの素晴らしいスポーツの内側を物語るための完璧なプラットフォームだった」とポール・マーティンは語る「長い間、F1はカラフルなキャラクター、巨大なエゴ、スリルとドラマ、勝利と悲劇の世界だった。だが、今までその世界は大部分が隠され、秘密にされてきた。『Formula 1: Drive to Survive』は、視聴者を世界最速のスポーツの中心に向かわせ、生きること、仕事、レースとは何なのかを示していく」