トヨタは、オートスポーツ・インターナショナル(Autosport International)で行われたFIA世界ラリー選手権(WRC)2019年シーズン発表会にて、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのドライバーとコ・ドライバーが一堂に会し、昨シーズンマニュファクチャラー選手権優勝車ヤリスWRCの2019年仕様を披露した。
毎年、イギリス・バーミンガムで新たなモータースポーツ・シーズンの幕開けを告げるイベントとして親しまれているオートスポーツ・インターナショナルにて、今シーズンからチームに加わるイギリス人ドライバーのクリス・ミークと、新たにコンビを組むコ・ドライバーのセブ・マーシャルも、彼らのホームグラウンドの地で、他のチームメンバーと共に初めて公の舞台に立った。昨シーズン、WRC復帰2年目でのマニュファクチャラー選手権タイトル獲得にチームを導いたオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組とヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組も登壇した。昨年の成功の鍵は、過去のラリーからの学びを元に、ヤリスWRCをシーズンを通じて改善し続けたことだった。チームは、1月24日(木)から27日(日)に行われるラリー・モンテカルロから始まる2019年シーズンに向けて、開幕ぎりぎりまで改善を続ける。トミ・マキネン(チーム代表)現マニュファクチャラー選手権チャンピオンとして、2019年シーズン発表会に戻って来ることができ、大変嬉しく思っています。特にイギリスでは、多くのモータースポーツファンがクリスとセブのチーム加入をとても楽しみにしていたことは理解していますので、ここが我々にとって、今シーズンの幕開けに相応しい場所であると思います。昨年は大変素晴らしい結果を得ることができました。ヤリスWRCを継続的に改善するために、一丸となって努力を重ねたチームに感謝しています。しかし、この成功に止まらず、我々の「もっといいクルマづくり」への挑戦は続きます。そして、2019年シーズンは、マニュファクチャラー選手権タイトルを防衛し、ドライバー、コ・ドライバー選手権タイトルも狙います。これまで以上に激しい競争に直面するでしょうから、決して容易ではありませんが、チームの皆が良いシーズンになると自信を持っています。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、“ALL FOR WIN”を合い言葉に2019年シーズンを戦い抜きます。トリプルタイトル獲得を目指し、チーム一丸となって大きな目標にチャレンジします。皆さま、今シーズンも応援を宜しくお願い致します。
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