2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第7戦ラリー・イタリア サルディニアが6月7日(木)に開幕。デイ1としてサルディニア島アルゲーロ近郊でスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合6位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合8位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合10位につけ、ヤリスWRCは全3台が堅実なスタートをきった。
地中海に浮かぶサルディニア島を戦いの舞台とするラリー・イタリア サルディニアは、7日(木)の午前中にアルゲーロ近郊の全長3.51kmのグラベル(未舗装路)コースでシェイクダウンが行なわれ、ラトバラがトップタイムを記録。タナックとラッピ、そしてヒュンダイのティエリー・ヌービルの3選手が3番手タイムを分け合った。その後、イッティリで夜6時から始まったスーパーSSで競技がスタート。3名のドライバー全員が大きなミスなく全長2kmのショートステージを走りきり、順調に初日を終えた。競技2日目となる5月8日(金)のデイ2は、アルゲーロのサービスパークを中心に、北東方面で4本のステージを各2回走行。SS2と、その再走ステージとなるSS6「トゥ-ラ」はデイ2最長となる全長22.12kmのステージで、路面はかなり荒れている。8本のSSの合計距離は124.18km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は522.74kmとなる。トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)朝のシェイクダウンはポジティブな内容でした。我々の3人のドライバーは皆良いタイムを記録し、クルマのセットアップに満足していました。シェイクダウンで自信を得られたのは彼らにとって非常に意味があることで、明日の朝から始まる本格的なSSをきっと楽しみにしているはずです。今週末はサルディニア島らしい良い天気になると思われますが、シェイクダウンでは雨が降り、明日の朝はどうやら湿った路面を走ることになりそうです。シェイクダウンでは湿った路面に適した、やや軟らかめの足まわりセッティングを試すことができましたが、同時にドライ路面用のセットアップでも走り、すべてがうまく機能していることを確認しました。明日の朝は最新の気象情報を基に、クルマのセットアップを決めることになるでしょう。ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)今晩のスーパーSSは、予想よりもやや難しいコーナーが少しありましたが、特に問題なく走り終えることができました。私はここサルディニアをこれまで何度も訪れ、いつもラリーを楽しんでいます。シェイクダウンは雨に見舞われましたが、私の記憶では過去10年間雨は降っていなかったと思います。通常このラリーは出走順が大きく影響し、早い出走順の選手は不利になります。しかし、もし大雨により明日の朝路面が濡れていたとしたら、私が得られるはずのアドバンテージはなくなるでしょう。クルマはとても速く、良いフィーリングを感じているので準備は万全です。目標はミスのない走りをすることで、もしそれを実現できればきっと良い結果を得ることができるでしょう。オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)スーパーSSでは少しアンダーステアを感じましたが、明日からの本格的なSSとはかなり違うコースなので、クルマは良いパッケージに仕上がっていると思います。シェイクダウンでのフィーリングはとても良く、すべてが正常に機能しているかをチェックし、少しだけファインチューニングを施すに留まりました。通常サルディニアはWRCでもっとも暑いラリーのひとつですが、今年は珍しく雨が降るなど現時点で例年と状況がやや違います。ただし、それは私にとってはポジティブな材料です。明日も路面が湿っていることを期待していますし、そうなればきっと大きな助けになるでしょう。選手権争いを考えると、このラリーで良い結果を残すことが私たちにとってとても重要です。エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)最初のSSはかなりアグレッシブに攻めました。通常、私はあまりスーパーSSが得意ではないのですが、少しドライビングスタイルを変えて臨みました。それがうまく行ったかどうかは分かりませんが、ラリーは明日から本当の戦いが始まります。私自身としては、シェイクダウンは本当に満足できる内容でした。とても気持ちよく自信を持ってドライブすることができ、前戦ポルトガルからの良い流れが続いていると感じてます。私はこのラリーをとても気に入っていますので、昨年よりも最低でもひとつ上の順位でフィニッシュし、表彰台に上がることを今回の目標に置いています。ラリー・イタリア サルディニア デイ1の結果1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 2m02.7s2 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.1s3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.7s4 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +0.9s5 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.6s6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1.7s7 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1.8s8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1.9s9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +1.9s10 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +2.5s
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