トヨタは、2019-2020年シーズンもFIA世界耐久選手権(WEC)への参戦を継続することを発表した。2018-2019年はスーパーシーズンとなり、本年は第6戦セブリング1000マイル(2019年3月15日)から始まり、2019年の第8戦ル・マン24時間(2019年6月15・16日)が最終戦となる。
トヨタは、TMGを本拠にTOYOTA GAZOO Racingとして、2台の改良型「TS050 HYBRID」で参戦。日本の東富士研究所で開発されたTHS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)は、これまでの四輪回生/力行システムを踏襲しつつ、エンジン、モーター/ジェネレーター、バッテリー等に更なる信頼性向上が図られている。この活動で得られた技術は、量産ハイブリッド車やEV車開発へと活かされる。タイヤはミシュラン製を使用する。また、TOYOTA GAZOO Racingは、FIA世界耐久選手権(WEC)2019-2020年シーズンに2台のTS050 HYBRIDで参戦することを発表。全8戦で行われるシーズンは9月1日の英国シルバーストンで開幕し、2020年6月13~14日のル・マン24時間レースが最終戦になる。なお、ドライバー構成については後日発表となる。今期8号車のドライバーを務めているフェルナンド・アロンソは、来期もトヨタからWECに参戦することは明言しておらず「五分五分」だと語っている。
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