TOYOTA GAZOO Racingは、SUPER GT GT500クラスにスープラで参戦することを発表した。レクサスLCでの参戦は2019年シーズンで終了し、同年前半に発売を予定しているスープラで2020年のシーズンを戦う。TOYOTA GAZOO Racingは、モータースポーツ活動を通じてクルマを鍛え、人を鍛える「もっといいクルマづくり」に取り組んでおり、世界や国内のレース、ラリーに参戦している。そしてそれらの活動で得た技術や知見を生かし、新たな市販車づくりに繋げている。
新型スープラは米国で14日から始まるデトロイトモーターショーにて世界初披露される予定で、TOYOTA GAZOO Racingはレーシングカーについても昨年3月に「GR Supra Racing Concept」を公開するなど、新型スープラをベースに開発を進めてきた。 国内レースにおいてスープラは、SUPER GTの前身である全日本GT選手権(JGTC)から12年間に渡って参戦し、4度のシリーズチャンピオンを獲得。その間、記憶に残る幾多の戦いを繰り広げ、今でも語り継がれるクルマとして、ファンの皆様に愛され続けている。 トヨタは、そんなファンの皆様の期待に応えるために、スープラの復活に合わせて再びSUPER GT GT500クラスに参戦することを決定した。 トヨタは「スープラを市販し多くのお客様に楽しんで頂くことはもちろん、レーシングカンパニーとしてさまざまなレース活動を通じてクルマをさらに鍛え上げ、もっといいクルマづくりに繋げていきたいと考えています。そして、スープラのSUPER GT参戦復活を待ち望んで頂いているファンの皆様と新たな伝説を共有できるよう、努力してまいります」と述べた。
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