トヨタは、F1 バーレーンGPの初日のフリー走行を行い、ヤルノ・トゥルーリは14番手、ティモ・グロックは15番手だった。ヤルノ・トゥルーリフリー走行1回目 8番手 1分33秒539フリー走行2回目 14番手 1分33秒822「順調に行った公式練習初日だった。午前中のサーキット路面は予想通り埃っぽく滑りやすかったよ」
「また、今日はとても風が強く、2回のセッションでは別の方向からの突風に見舞われた。風と格闘しながらの一日となったけれど、まだ全体的に見ると、若干改良を行う必要があるね。我々は2月にここバーレーンでテストを行っており、その甲斐あって今日は予想通り順調に準備を進めることが出来た。バーレーン・インターナショナル・サーキットは素晴らしくチャレンジングなサーキットで、私はここでは常に力強いレースを戦って来ている。それだけに今週末を楽しみにしているよ。マレーシアGPでの結果は、“TF108”の競争力が高いことを示している。だから、開発を継続することと、可能な限り多くのポイント獲得を狙っていくことが重要だろうね。」ティモ・グロックフリー走行1回目 11番手 1分33秒929フリー走行2回目 15番手 1分33秒856「有意義な一日だった。そして公式練習2回目は、1回目よりも更に上手く進んだよ。午前中はブレーキング時の安定性について若干の問題を抱えていたんだけれど、インターバルを経て、コース路面は良くなり、“TF108”の開発とセットアップをこなすことが出来た。スタッフが良い仕事をしてくれたおかげで、我々は正しい方向へと進み、ロングランにおいて更に好感触になったよ。2月にここで行ったテストは我々にとって有意義なものだった。この週末へ向けて心配なのは、強風の可能性が高いということだ。もし風が非常に強かったら、問題になるだろう。もっともそれは誰にとっても同じことだけれどね。」 ディーター・ガス レース&テスト チーフエンジニア「全体的に今日こなした作業には満足している。唯一午後のセッション序盤に、ティモのクルマにマイナートラブルが発生したが、すぐに修復する事が出来た。それ以外は、予定されたプログラム通りに進行出来た。タイヤに関しては、冬季オフシーズン中のここバーレーンでのテストではオプションタイヤが供給されなかったけれども、何をやらなくてはいけないかについては良く分かっていた。全体的なコンディションもまた2月のテスト時とは異なっていた。風が問題になることは予測していたが、明日、そして日曜日も更に強くなる可能性があり、そうなれば影響はあるだろう。とはいえ、我々は更なる好結果を目指して、いつも通りハードにプッシュして行く。」 新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター「バーレーン特有の変わり易い風が吹き、路面にも砂が多く滑りやすいコンディションだったが、まずは順調にプログラムを消化することが出来た。特に昨年とは違うタイヤの組み合わせとなったことで、昨年使用しなかったオプション(ソフト)タイヤのデータを得ることが重要だったが、それも順調に進み、予選、レースに向けては作戦も立てやすくなった。タイムについては、今日はある程度割り切って進めたので気にはしていない。 明日のプラクティスでは予選に向けた準備も行い、良いグリッドポジションでレースに臨めるように進めて行く。」
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