トヨタは、F1日本GP予選で、ヤルノ・トゥルーリが2番手、ティモ・グロックは予選Q2で大クラッシュを起こし、決勝レース出場が危ぶまれている。ヤルノ・トゥルーリ (2番手)「今日は、ティモと一緒にフロントローからのスタートを獲れたはずで、彼に同情する。チームからすぐに、彼の状況を聞き、安心した。ただ僕と一緒にトップ6に入ることができなかったのは残念だった。赤旗が複数提示されるという、普段と異なる予選だったが、特に日本のファンの前で結果を出すことができ、とても嬉しい。今週末の改良された新しいパッケージによ...
パスカル・バセロン (シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー)「全体的に、ヤルノにとってとても良い日となり、また、空力が大きく影響するトラックで、私たちのパッケージが素晴らしく機能することを証明した。午前のフリー走行から、ヤルノは調子が良く、力強い予選を行った。もちろん、コンマ1秒以内の差でポールポジションを逃したのは残念だったが、戦略には自信があり、明日は競争力を発揮できるはず。ティモにとっては、違う状況となった。私たちが期待したような予選にはならなかったのは残念だが、大事に至らなかったことが何よりだ。衝撃は大きかったが、技術的な異常はデータ上に表れていない」新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)「鈴鹿で最前列のグリッドをヤルノが獲得したことは嬉しいが、ティモがクラッシュのため最終予選に残れなかったのは残念だ。午前のフリー走行では2人ともクルマのバランスの良さを感じてくれており、2人そろって上位グリッドを得ることも難しくないと感じていた。その期待のとおりヤルノは、たびたびのセッション中断にも動じることなく、スムーズに予選を戦ってくれた。いよいよ明日は日本グランプリのレースを迎えるが、ここまできたら、念願の優勝実現に、チーム一丸で戦う」結果&タイムF1日本GP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション