トヨタの豊田章男社長は、トヨタのF1復帰について「私が社長でいる限り復帰はない」と断言した。トヨタは30日(木)、都内で2014年のモータースポーツ活動および支援計画を発表。ライバル会社であるホンダが2015年からマクラーレンへのエンジン供給というカタチでF1復帰することを決めていることもあり、発表後の囲み取材ではトヨタのF1復帰について質問が飛んだ。
しかし、豊田章男社長は「私が社長でいる限り復帰はない」とF1復帰の可能性を否定した。だが、自身もレースに参戦する豊田章男社長は、モータースポーツ活動の意義について「ファンを造り、もっと良いクルマを作るため」と積極的な考えであることを示した。トヨタは、2002年にF1に参戦したが、リーマンショック後の世界的な金融危機を受けて業績が悪化し、一度も優勝することなく2009年でF1から撤退した。